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2011 05,18 15:19 |
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数ヶ月空きましたが続いて新しく読んだ奴。青空文庫100冊セレクション。
新規DL分はあいかわらず寺田寅彦……と、本日『旅愁』を読みきりました。横光利一。終盤の男性陣のどうしようもない非道ぶりが大変おいしかったです。勿論フィクションに限る嗜好ですし加えるならどんな性別でもおいしくいただけますがー。 こんなことを書きたくなったのは間違いなく青空文庫スタッフの注意書きのせい。大変なインパクトでありました。 などと気取ってみましたがでも最近は(コピペ的な意味で)自作のテキストデータと講義のPDF閲覧に使ってることが多いです。 買えぬなら、代用すればいいじゃない……>iPad 『よくぞ能の家に』二十四世観世左近 たぶんいちばんさいしょによんだのはこれ。 ページ数少なくて吃驚。いまはもう慣れました(笑)。 『牛肉と馬鈴薯』国木田独歩 青いっていいね。くだをまく青年たちの話。 『科学者と芸術家』寺田寅彦 たぶん、ファーストコンタクト。 ですが当時はふつーにおもしろいエッセイだー止まりだった模様。 はまるきっかけは連作短編「花物語」でした。もちろんというべきか吉屋信子版を探していた……あるわけがなかった。 orz 『十八時の音楽浴』海野十三 寓話めいた語り口とSFの混合具合にやられました。ねっとりと気持ち悪い。のは 『地獄変』芥川龍之介 読んだかな、とぱらぱら捲ってたら読了したのでこっちに。 芥川は書評や論評を結構に読んでるせいで記憶が混ざりあっている……あるあるよくある。 『河童』芥川龍之介 だいたい同上。こっちは未読だった。 宮沢賢治のキツネだったかウサギだったか……の学校の話を思い出す。 『農民芸術概論綱要』宮沢賢治 永久の未完成これ完成である。 『高瀬舟』森鴎外 粗筋は存じてましたがおそらく初読。 日本人でよかったなどと思うのはたとえばこういう話がたまらないと思えたとき。 『赤ずきんちゃん』『ブレーメンの町楽隊』『ヘンゼルとグレーテル』グリム兄弟 楠山正雄訳。 父の蔵書に岩波文庫版があるけど結局読みきれないまま家を出てしまった。無念。 PR |
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