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2012 01,01 12:01 |
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2011年分の百合10選をお届けします。
対象は私が「2011年に」「はじめて」読んだ「商業」作品。 本年は割と直球なもの優先で。竹宮ジンと水谷フーカに出逢えたことが大きな収穫でした。(そのくせ後者を選んでいないのは非百合年の差の『GAME OVER』が好きすぎるからです。) 嬉しかったのはラノベ界での百合の躍進。踊らされすぎて一般文芸方面のアンテナが疎かになってしまったのが反省。蔵書の整理がもう少しついたらまずはハヤカワ文庫JAの瑞智士記と瀬尾つかさを入手してくる所存。 『想いの欠片』竹宮ジン どの作品を選ぶかものすごく悩みました。 今年読んだのは『Girlish Sweetアタシの彼女』『ラブフリッカー』『想いの欠片1』『キラキラ』『Seasons』つまり商業全作品。 でもやっぱり「多様なジェンダーが存在する世界観」にものすごく弱い身としては、ビアン寄り・バイもゲイも出てくる(笑)想いの欠片で。表紙のようなふたりにいつなるのか、(彼女はいつ落ちるのかw)2巻がとても楽しみです。 『アイドライジング!』広沢サカキ アイドルでバトルで百合全開。 正直自分がはまりきることはないだろうと思っていたのが音楽/演劇系ジャンルなのですが、最近覆されつつあります。たぶんボカロ辺りも客観的に見れば廃人の域。話がそれた。 2012年はまず先輩方の掘り下げに期待。過去話か日常エピソードを是非に……! 『三日月の蜜』仙石寛子 百合連作がひとつ、表題作。 ひたすらにかわいくて悶える。 『ココロコネクト クリップタイム』庵田定夏 天才空手少女唯に惚れてしまった陸上少女の話が1編。まあ唯は青木(お調子者友人ポジ男子)とくっつくんでしょうが、唯も満更でもない上に唯側の視点で進むというのがとてもよかった。 『ささみさん@がんばらない』日日日 かがみがデレてからの百合時空の加速度がヤバい(笑)。主人公ささみを巡って三つ巴です。私好みのいわゆる「傷つきまくってるのに助けに来る良い女」、ツンデレ親友ポジ。敬語だったりデフォでは無気力気味だったりするのがテンプレに堕してなくて良いところだと思うのですつまり惚れ込んでます。 2012年アニメ化……! ……薄い本に手を出してしまいそうでとても怖い。 『回游の森』灰原薬 「ウォーター」今年の悲恋百合短編枠。ちなみに去年は「エンディング」(『誰にも言えない』)。 色々な諦めが浮かぶ彼女(たち)は、不謹慎ですがとても良い。のです(笑)。 『ブルーフレンド』えばんふみ 今年読んだのは2~3巻。 薄氷を踏んで踏み抜いてでも傷つけたそれらが溶けたところで終わる、あの幕引きが好きなので2巻推しで。3巻は割とずっと春のターンです(笑)。 『ガラシャ』宮木あや子 歴史小説としてもものすごく好き。だからこそ百合作品としても勧めたい。 この辺に感想にならなかった何かがあります。 『GIRL FRIENDS』森永みるく 2010年の金字塔を遅れて読了枠。 レンタルで読んだ後、どうしても読み返したくなって全巻買い。1~2巻は実家にあるのに(笑)。 『384,403km―あなたを月にさらったら』向坂氷緒 遅れて読了枠そのに。ティアラの絶版本。 あほの子美由紀がツボに入ってからが本番。一途故の変態と可愛らしさが素敵でした。 PR |
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