『塩の街 wish on my precious』有川浩(ラノベ/SFラブ・ファンタジー) SFラブ・ファンタジーってどんなセンス……(笑)。あらすじ書く人も大変ですね。 思ったより随分すっきりと読了。破滅も喪失も理不尽も恋愛すら淡々と進むからかな。ちょっと淡々とし過ぎた感もありますがまあそこは私の趣味の問題ですね。ラストの奥手ふたりの本人以外に告白というか惚けというかを挟みながらのクライマックスにはおお、となりましたし。うんこういう関係大好きですよ。あっさりと自分を担保にして笑いながら愛のために突っ込んでく展開というか。(文字にすると相当恥ずかしいですね。)実は自衛隊夫婦も好きなんですが(笑)。 でも一番好きな話は「Scene2」という。救いがない話、優しくない現実、偽善の救済。……いい加減され竜読もうかなあ(笑)。 ええと、自衛隊三部作なんでしたっけ? ……調べましたら文庫化は次の1冊まで、しかも別レーベル、ですか……うーんどうしよう。単行本、かさばるんですよねえ……。(本棚の許容量はもう随分前に突破しております……orz)