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いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 一応本家は二次創作サイトらしい。
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02,12
20:15
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2006
07,22
00:39
多分疲れていたんです。
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
嗚呼早く、地面に埋まってしまえばいいのになあ。
その前に貴女に追いつくことが、私には出来るだろうか。分からない。分かる筈なんかない。ほら、砂は腰をもうすっぽりと覆ってしまった。暖かいね。地下ってこんなに、ぽかぽかとしていたんだね。
嫌だなあ、還っていくんだよ。ずっと、ずっと退行していくんだ。
本当は海まで戻れればいいんだけどね、流石にそれは私には無理みたいだから。
だって寒そうじゃない?ザザンザザンと。何に突っつかれるかだって分かったもんじゃない。それよりはさ、やっぱり砂の中がいいよ。綺麗なコが沢山いる砂浜。あ、怒ること無いじゃん。私はちゃんと蓉子一筋だって、ね?
んー、そろそろ、粒子が首に押し寄せてきそうな感じ。胸も、思ったより全然苦しくないよ。泣きそうな顔しないでよ。こっちはもう手が伸ばせないんだから。
笑ったら、目の前の砂粒が少しだけ吹き飛ぶ。貴女の座る位置。掻き抱かれた頭が、うん、やっぱり少し湿った。こんなに空は晴れてるのに、ほら、美人が台無しだって。そろそろ蓉子まで巻き込んじゃいそうだからさ、離れて。お願い。多分、最後のお願い。
立ち止まったりなんてしないで。貴女に追いつけない自分、結構気に入っていたんだから。ううん、違うな。私が追いつけない蓉子のことを、気に入ってた。貴女はこんなところで止まってちゃ駄目なんだよ。だから、さ。
髪に口にざらざらと流れ込む。やっと、全身が包まれていく。目を閉じたけれど、開いてももう何も変わらない。
最後の貴女への感謝も丸ごと、その中に埋もれていってしまった。
でもそれはきっと、貴女に、
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