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2012 03,01 02:10 |
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うっかりそのまま送信ボタン。パスワード……よりむしろ登録のメアドが間違ってるらしく実家のPCにアクセスを拒まれたので下宿に帰ったら直します。最後に携帯で日記書いたのそんな昔になるのか……。
そろそろスマートフォンにしたいなあ、と、思いはしますが知らない便利は無くても困らないのであまり真剣になれない。結果書籍への浪費が止まらずになんともはや。 はい、無事に帰省しています。母上から「私は好きじゃないけどあんた好きそうでしょ」と手渡されたのが村山由佳の『アダルトエデュケーション』で、さっき読みきりましたがこれよく母上読みきったな……と思うくらいアブノーマルで官能でした(笑)。1対1ってないんじゃないか……? 彼氏に心変わりされる靴の話がいちばんまっとう。たぶん。ラノベならR指定ついてないと怒られるくらい性描写まみれ。 百合要素は3編、内2編はガチでまんま聖栞エピソード作品もありました。お嬢様学校で恋愛して、のめりこんで周りから心配され、そしてちゃんと諦めた、思い出が浮かび上がる12年ぶりの同窓会。でも私はもう1編の「女しか抱けず、弟しか好きになれない」女性が弟の彼女を手籠めにする「最後の一線」の方が好きです。3者間の矢印、すべてが好意的なのがまた、いい。弟がいなければ成り立たないけど弟の痕跡のために抱いてるわけじゃまったくなく、ちゃんと百合なんですよ(笑)。キャラ的にはここのミズキが聖っぽいのかな。姉弟愛を彼女に投影したくありませんが。 そんなこんなで吃驚するくらい百合でしたが、いちばん好きだったのは非百合の「誰も知らない私」です。自分の嗜好がここまで綺麗に揃えられると落ちるしかない。 女医とAV男優に、妄想とAVと施療の密室、納得ずくの展開。二次元・虚構での趣味は、普段から駄々漏れにしてるのに、うまく並べられずもどかしい。できる女性に控えめだけど芯の強い男子……だいたい落ちるCPだもんな……。男女物同人誌はむしろそうでないものが希少な私の蔵書偏向具合。 「哀しい生きもの」は中編くらいの長さで見たかったなーもっとじっくり時間も紙幅もかけて堕ちて欲しかった。あとは「言葉はいらない」の、この後の話も見たい。幼い真夏の空気を纏ったまま、真綿で首を締めきっていって欲しい。 ……まあ、こういう屈折低倫理ってもっと初期に出すべきだろう村山由佳大丈夫なのか……などと穿った見方もしつつ、こんな長文をうっかりしたためてしまうくらいには楽しんでました。楽しかったです。言及してないのはだいたい男がマジでろくでなしな奴だなあ。うん、あんまり興味ないです(笑)。 PR |
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