３日前にきっちり麻疹に感染し発症した私は多分もうかからないんだろうなあやっぱり、と関東の大流行をブラウン管と紙面越しに見ながらぼんやりと考えました。小さな頃の笑い話って、実際に自分では覚えていないのに段々とまるで今その場を見ているかのように話せて来るから不思議です。末尾は全て「～らしい」とか「～だったんだって」とかですが。私の場合は他にも「シャンプーを嫌がって暴れたら父の肋骨を蹴り折った話」「泣かない子でミルクを貰い損ねて脱水症状で入院した話」なんかがあります。微妙にヘビーな所がポイント。かもしれない。

何気なさが淘汰され取捨選択された諸々の細部が美化されていく過去ばかりを思い返すようになると、いい加減どうにかしないとなあ、とか思ってみたりします。甘々とかが書ける精神状態になりたい。私の場合なった方が危険な気がしないことも無いですが（苦笑）。