復古趣味。冗談です。
後青空文庫で中原中也の『亡弟』やら夏目漱石の『三四郎』やら読んでました。後者は何処まで読んだか忘れました。以後は普通に書籍で読むことにしようと思います（苦笑）。


『檸檬』梶井基次郎
表題作は教科書に既出。他作品の方が好みです。善悪好悪の捉え方が好きなのかな。一般と逆転……とはまたちょっと違うのだけれど。
桜云々って結局この人が初出なのですか？　……無知なのです。

『ギリシア神話を知っていますか』阿刀田高
幼い頃星座の本で読んだ、漠然とした記憶が整理されていくのは純粋に心地良かったです。
語り口、好きでした。聖書の２冊も読みたいな……また中古で探そうかな……。
パロディに使えるかもとたまに思ってしまう時点で何かがずれてますか。そうですか。

『帰れぬ人びと』鷺沢萠
記憶から零れ落ちていく諸々と溜まっていく澱。
硫黄の匂いとか、川べりの風景、裏切り、離婚。重苦しい閉塞感が、淡々とした日常と共に、たまらなく訴えてくる。
……や、まあ好きなんですけど（苦笑）。

『狼と香辛料　４』支倉凍砂
……こういう脱出劇及び救出劇、好きなんですよね。村の状況とか、無愛想＋社交的のバカップルとか、シチュエーションだけで好みです。相変わらず対人の緊迫感は凄いですし。多少宗教的要素も入って来ましたし。
……てか身内の方誰か読んで下さい（私信／誰にだよ）。

『ＲＯＺＥＮ　ＭＡＩＤＥＮ　８』ＰＥＡＣＨ‐ＰＩＴ
……まあ、ほかの諸方の感想と特に変わることはなく。これは他誌での連載復活を待ち望めということですよね。続きが望める終わりですし。
蒼い子可愛かったです。あの可哀想さ加減が、また。（ぇ／私にとっては誉め言葉です。）




取り敢えず先月分を。多分先月……のはず。うん。
レビュー形式にしてみたいなあとは思うものの、中々実行には至れません。紹介とか、難しいですよね。プレゼンは苦手です。