日記
いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 一応本家は二次創作サイトらしい。
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02,13
20:22
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2007
08,25
00:30
(no subject)
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
こういうのは何も考えずに書けるから良いですよね(笑)。
本当は倍くらい書ければ形になるのだろうけれど、500文字くらいが楽です。多分。
秋のにおいがした。
ゆるくかみついた蓉子の肌の上を、冷たい風が吹き過ぎていった。寝苦しい夜は幾日か前に去り、いつの間にか寝室に忍びこんでいる乾いた空気。季節って寝室から変わると思わない? いつかそう言って、彼女を困らせたことを思い出す。
鎖骨まで唇がたどり着くと、蓉子の目は閉じられてしまう。整ったまつげの上を、何かが行き過ぎていくかのように震えている。闇の中で、感じるのはきっと私だけ。目をあけている私だって、蓉子だけなのだから。きっと、私だけ。
指を伸ばして、耳を覆う。そのまま引き寄せて、舌を一気に滑り込ませる。小さく開かれた口元へ。鼻を抜ける吐息は蓉子の耳元にたまっていく。じゃれつくような触れ合い。でも、簡単には離さない。
浮いた蓉子の背が、だんだん辛そうにそっていく。飴を舐めるみたいに音を立てる。部屋の窓は空いている。気にしているのかいないのか、微かに揺れる漏れる声。我慢している。少しずつ少しずつ崩していってあげようと、ペースをあげない私。蓉子は自分の内側から狂っていくことになる。涙が出ないぎりぎりで、私は手を離す。
睨む目つきは誘っていた。伸ばされ縋られたままの腕が、それを証明していた。
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