たどり着いた先は知らない家だった。志摩子さん宅では勿論無い。何時出て来るか分からないから、そっと電柱の陰に身を隠す。探偵みたい、と思いそれから実際は真逆のストーカーだな、と苦笑いする。ふう、と溜め息をつくとコンクリの冷たさが微かに反射した。一呼吸、二呼吸。
覚悟を決めて表札まで歩み寄る。鼓動が耳元を回るのは、きっと志摩子さんのことを考えているせいだ。
かけられた二文字は予想とは違った。
どこかで聞いたことのある名字だと思った。











ただ乃梨子と蓉子を会わせたかったとか。江志好きーとしては江利子の所が良いなとも思ってしまいますが彼女と乃梨子の会話なんて想像できません。
しかし会う前に力尽きる私。
連休潰した模試は微妙でした。