2025 02,13 01:08 |
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2008 08,27 22:02 |
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一応続けてはみたけれど……。
聖蓉、聖蓉……? ……ちょっと甘々休憩中です。中学の部活仲間と居酒屋で騒いで(ノンアルコールですよ)帰ってきたら例の通販を父親が開封してて冷や汗が出ました。酔ってたから明日には忘れてくれてるといいな……無理かな……。 ほら、着いたよ ぐいぐいと手を引っ張られて、よく分からない道をただ走った。転ばないようにするのが精一杯、まろびつつ、擦り傷をたくさん作り、道程を記憶しようなんて考えはすぐに頭から追いやられてしまった。反射で何かの死体を避け、コールタールの水溜まりを飛び越えて。そうして周りが闇ばかりになった頃止まった目の前の家は意外にも綺麗だった。上中下で言えば間違いなく下だけれども、ちゃんと一軒の家だった。 ……何してんの 足が笑い崩れ落ちそうになる私を見下す少女。長い髪から覗く色素の薄い瞳の冷たさ。のろのろと扉に手をかけようとすれば鼻で笑われる。ついと身体が割り込まれ、左腕が腰に回されたと思ったら勢い良く放り投げられた。 きゃあっ!? ふわりと一瞬感じた、セイ、の香りが意外に甘くて、だけどそんなことをじっくり考える暇もなく。かたいベッドの縁に腰をぶつけた私は本能的に後ずさる。奥の方へよじのぼったとも言えるかもしれない。 顔に影が落ちスプリングがぎしりと嫌な音を立てた。 PR |
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