日記
いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 一応本家は二次創作サイトらしい。
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2009
01,29
00:15
(no subject)
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
閑話2。だいぶ未来の話だけど……まあいいや。
ぶっちゃけ会話文SSだけなら受験まで毎日更新できるんじゃと思えてきた今日この頃。でも半分くらいインベッド……orz
息抜きは何故かピロートークに流れる法則、が……。
「佐藤さん?」
「……あ、」
まだ慣れないメロディラインにワンテンポ遅れて反応して、ちょっとごめんね、と目の前の少女に会釈。
ぱかん、と開いた画面に出ていた名前は珍しくはあったけど急用ではなかったので取り敢えず置いておいてすぐにまた二つ折りにしてしまう。
涼しげなストラップは蓉子のくれたお土産で、私はそのフォルムを軽く撫でた後でポケットに捩じ込んだ。
「良かったの?」
ちょっと心配そうな上目遣いが可愛い女の子。うん、と頷いて、ごめんね、ともう一回付け加える。ううん全然、と首を振る所作はどことなくとある後輩に似てて可愛い。
「でも、ちょっと意外だったな」
今だって嫌みもなくとても好意的にノートを貸してくれている彼女はほわんと柔らかい笑顔を浮かべた。小さめで真面目な字でまとめられたこの講義、実は皆勤賞らしい。
「え?」
「佐藤さん、あのドラマ好きなの?」
甘めの声で歌われる主題歌が流れたからそう思ったのかな。
ひとことでまとめるなら愛とかラブとかそんな話だった純愛ものは私は正直殆ど見ていない。その代わり真剣に見てる蓉子を眺めてたりBGMにしながら夕飯やお風呂の支度してたりしてた。
「んーん、そうじゃないけど、ね」
にや、と声を潜めて指を立てると笑っちゃうくらい素直に食いついてくる。素直って本当可愛いなあ。惚け話なら聞かないわよ、とカトーさんの冷徹な声が再生され全力全霊でそれを無視する。
「私の恋人が、好きなんだ」
驚きの後でぱあ、と広がる笑顔は最早一種の才能かもしれない。きらきらしてる瞳は何だか私にも眩しくて照れそうになってしまい思わず目を細めた。
「素敵ね」
ぱたぱたと振られた尻尾でも見えそうな勢いにちょっぴり苦笑い。
でしょ、と自慢する私の顔もあんまり見られたものにはなってないんだろうけれど。
こういうのは乗ったもん勝ち、と(ノートのお礼の)喫茶店の片隅で、ふたりで笑いあっていた。
他の子にいちゃつきの結果を認められるのは結構、くすぐったかった。
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