日記
いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 一応本家は二次創作サイトらしい。
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2009
03,30
19:35
起きたら朝でした。
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
時計の針、一回りしてた。
丸一日家具移動の手伝いに駆り出され何故か左足だけが異様にむくんでます。痛い。
そして唐突に令×祥子。大層好きですが理想が高すぎてなかなか書けないCPです(笑)。黄紅愛してる。
「……祥子」
「なあに?」
邪気のない笑みを消して、おずおずと私に歩み寄る令。自らの首が肢体が供物だと言わんばかりに私に頭を垂れようとする優しい親友。
優しくて優しくて優しすぎて残酷な親友。
「好きだよ」
ああほら、地雷の埋め込まれた場所に立ち入ってぐりぐりと踏みつける、あなたの素足はとても綺麗。
やわらかい芝生にすら傷つけられそうな御足、私にはまぶしい精神の静けさ。
「嘘つきね」
知らず踏みにじられたことを告げることができない私は代わりにあなたを目に見えるかたちで踏みにじるばかり。
「嘘じゃないって」
「じゃあ、詭弁家なんだわ。
江利子さまに似たのかしら?」
あの子の名前を出さない私はまだ平静を保てている。
呆気なく手に入ったあなたの心臓を握り潰す真似までは私はしない。大切なのかもしれない、令は確かに好いているのかもしれない私と同列な人だけを持ち出して揶揄する。こんな醜さすらあなたは気づかないけれど。
「祥子もその毒舌、蓉子さまにそっくり」
「ちょっと」
それだからあっさりとお姉さまの名前を使ってくる、令の鈍感さ。あなたと違って私にはお姉さましかいないのに。あなたを気軽に好きだと言えない私すら見抜いて包み込んでくださる唯一の方。あなたが特別だとけしてあなたにはいえない私。
「あはは、ごめん。
厳しいところが、ね」
お姉さまへの悪口めいた形容で、話を逸らそうとしたことに気づかないと思っているの。あからさまにほっとした顔を見せられて私が見抜けないと本気で信じているの?
「令、愛してる」
「……」
ほら、やっぱり。
安く陳腐なのにサービストークの語彙にいれないあなたの真面目さは少し好き。反撃できず、繕えず誤魔化せず黙りこくるあなたは少し愉快。この沈黙はひどく嫌い。
「……祥子」
「謝らないで」
ぴしゃりと言いつける。そんなものが欲しいのではないの。
嘘も詭弁も要らないから愛してるとも言われたくない。さっきの沈黙以上に正しい答えは要らない。
「……」
「謝らない、で」
お願い、だから。
私にあなたを嫌わせないで。
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