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いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 一応本家は二次創作サイトらしい。
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2009
04,06
11:11
拍手没話
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
そのさん。
安直にレイニーバッドエンド。(でも実は結構楽しかった。)祐巳←祥子×蓉子、かなあ。実はミニ紅薔薇祭中です。明日で終わります(笑)。
「……お姉さま」
そう呼ばれたかったのは、本当は私。
きつく睨み咎めてくる、私に説教を説き聞かせようとするお姉さまを、私は笑った。もうそんなもので言いくるめられる私では無いのだと、一番に大切なものを得られなかった私に失うものはもう何もないのだと、くすくすと、我ながら可笑しくて笑みが零れる。ぎょっとしたお姉さまが、ほんの少し後ずさるのを目におさめ、更に笑いが湧いてくる。
ああお姉さまだってひとりの人間ですものね、完璧で正しい少女なんて、私のために作っていらっしゃった人格に過ぎないのですものね。
いっそ本当に完璧なら良かったのに。そうすれば堕とす楽しみが増えましたのに。
祐巳、だけどあなたは完璧な天使だったわ。
ダンスのステップを踏むように近づいて、白く晒された首筋をがり、と噛む。鮮血が、紅い薔薇の色が、美しい肌をしたたっていく。悲鳴を堪えたお姉さまが綺麗で私は引き寄せられ唇を重ねる。やり方など分からない。だけど初めにこうすることくらいは知っていた。
嫌がり逃げる舌を捉え、どうすれば良いか分からず、取り敢えず軽く絡めとる。ぬる、とした感触が、お姉さまの荒い息が、心地よい気がして、私は少しうっとりとする。
「……お姉さま」
あなたをこうして縛りつけた私には、もうそう呼ぶ資格すら、無いのかもしれませんが。
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