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いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 一応本家は二次創作サイトらしい。
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2009
04,11
11:51
さくらさくら。
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
3軒ほど隣の家には桜と一緒に沈丁花が植わっていて、自転車で前を通るたびに幸せな気分になれます。
珍しく鬱でもシリアスでも無い江蓉。お約束ネタに挑戦中シリーズとも言います。一昨々日の蓉子のとは無関係です。
春の陽気は桜を散らす。
良い感じに降ってきてはくれるもののいちいち反映させるのは面倒くさい。最後にまとめてにしよう、とモデルに焦点を絞り手を動かす。
はたはたと風が吹くようになってから蓉子は時折身動ぎをし出した。
「動いちゃ駄目だってば」
「そんなこと言われても、…きゃあっ」
わーお。
桜の枝に伸ばしてた手は、勿論ガードには使えない。折ってしまうかも、という彼女の逡巡が私に嬉しいサプライズをくれる。
「白レース、ごちそうさま」
「江利子っ」
「なあに?」
意図的にでなくても笑えてくるんだからすごいものだ。全く、赤くなった恋人は非常に可愛い。
涙目になりそうでならないのはプライドからか外だという意識が頑張っているのか。文句で誤魔化したい気持ちは分かるが残念ながらこれは私のせいじゃない。春の風に感謝してることを責められたらどうしてやろうかしら。
「だっ、大体、知ってたくせにっ」
「あなたが昨日何穿いてたかなら知ってるけど今日何を穿いてるかなんて知らないわよ。
ああ、知らなかった、かしら?」
「っ……!」
その気になればいつでも見られるって意味では蓉子の言い分も間違ってはいないけれど。希少性があるのはシチュエーションの方。この手の幸運はたまにだからこそ良いとも言える。つまり、さっきのごちそうさま、に戻るわけだ。
「だいたい今更、だし。私以外誰もいないし。」
むしろ誰かいたら大いに問題だし。
「それはそうかもしれないけど……!」
「あーはいはい。じゃあ次はスカート押さえたポーズで良いわよ」
はい? と疑問符を浮かべる蓉子に告げる。
「一枚書けたから。」
「…やけに早くない?」
「ラフでやめたもの。」
「……何かまずかった?」
おずおずと訊ねる蓉子。不安げな様が私の嗜虐心を懲りもせずに呼び覚まし、さあどう出たら良いかと頭を回転させる。蓉子と付き合うと良い頭の体操になるのよね。一方的に心理戦をふっかける私は身勝手に思いながら。
「作品にするにはさっきの蓉子が強烈すぎてちょっと、ねえ」
「!!」
まあ、今回はストレートで良いかしら。
赤面の上に赤を重ねる蓉子は見事に固まっていて。その表情なら脳内映像だけで克明に描けるわよ、なんてからかおうかとも思ったけれどその前にもう一枚さっさと描いてしまうことにする。
さっきの一瞬と混ぜた全身絵にしたら、どんな反応をしてくれるだろうか。
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