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いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 一応本家は二次創作サイトらしい。
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2009
07,31
17:24
銃声はスカーレット
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
蜂蜜を回収しようとして失敗。もう昨日の続きではなく単品でパラレルな勢い。
聖蓉のつもりでしたが相手が果たして蓉子なのか私も自信がなくなってきた……orz
蕩けたのはどちらだったのか。
押し倒したベッドは腹立たしいほどの柔らかさを有していた。裾から差し込んだ手が、気遣いも準備ももたなかったことに見開かれた瞳は、彼女が今までどのように扱われてきたかを雄弁に見せていた。手袋を脱がせれば金属片の束縛。爪に塗られた赤が、冷たいままで私の背を這った。
汚れ破れた衣服を取り払う過程で、互いの唇は真紅に濡れた。舌を噛む躊躇はみせないくせ殺す気配は感じられないと来ては、一段上の返答をしないわけにはいかない。くわえ、吸い上げるとお決まりに背筋が伸びた。睥睨未満の示威を黙殺する。
会食はいつにも増して退屈だった。限定と虚構で装飾され尽くした特権を見せびらかすさえずりは、聞くに耐え難く無視するには喧しすぎた。知りたくもない空虚に埋められた身はそれでも飼われた一羽に過ぎない。一枚剥げば悪意に塗れた談笑が、いくつも耳元にまとわりつく。限界の三歩手前で扉へと向かう。夜風は生ぬるくとも腐臭より百倍ましだった。
踊り場に設えられたこの屋敷で唯一気に入りのバルコニーに、動かない影を見つけたのは階段を殆ど下ってしまってからだった。瞬時に踵を返そうとした私の方を向いた影の持ち主は、弾丸より鋭い眼光で初対面の相手を射抜いた。撃たれ返すのを待ち受けるかのように呼吸を止める。
突き立てるものしか持たない私に呼応して、鈍い刃が胸元で騒いだ。
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