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いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 一応本家は二次創作サイトらしい。
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2006
06,25
00:37
選択式にするつもりだったのです。
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
水中、それも深い深い青緑色の水底から、無理矢理引きずり出されるかの様な目覚めだった。
頭がくらくらする。呼吸の仕方を忘れてしまったかと思える程息が、荒い。
悪夢からの覚醒とは僅かに違うその不快さに蓉子は顔をしかめた。起き上がると体の芯がぐらりと揺れる錯覚。髪を掻きあげる仕草すら億劫で再び布団に倒れ込む。けして拒絶はされない優しさに包み込まれたところで。
…布団?
小さな引っ掛かりを感じた。軋む頭をなんとかなだめてぐるりと見渡す。
「……どこよ、ここ」
思わず呟いた声はまたたく間に広い空間に吸い込まれて消えた。つまりそれ程広い空間だということだ。
下手に頭を動かすとまた鈍い痛みにさいなまれそうだったので視線だけを動かす。白い壁。病院よりはほんの少し柔らかい彩度。祥子の部屋の半分くらいの大きさ。天井は思ったより低い。防音性、これはかなりありそう。窓は無い。後は…ベッドと小さな机、サイドボード。反対の端にドア。
取り敢えず客観的に状況を判断して、私は溜め息をついた。サイズを除きさえすれば普通の寝室といった感じだ。採光の窓が無いのが気になるが何か立地上の問題でもあるのだろうか。方角も当然分からないので判断の仕様が無い。
先ずはあのドアまで行って、状況確認ね。
明確な目標を立てて自分を奮い立たせる。頭痛は敢えて無視。なんとなく大丈夫だ、という予感はあるものの悠長に寝ている場合でも無いだろう。それにしても。
…二日酔いがこんなに酷いものだとは思わなかったわ。
心中で自分に対し悪態をつきながら立ち上がる。途切れ途切れの記憶。どう繋ぎ合わせればこの部屋、今の現状に辿り着けるのか検討もつかない。
もう一度小さく息を吐き出して蓉子が歩き出そうとした時。
ガチャリとノブの回る音がして馴染み深い声が私に呼びかけた。
没案サルベージ第二段。気が向いたら続けます。息抜き代わりです。
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