日記
いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 一応本家は二次創作サイトらしい。
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2025
10,12
18:30
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2010
06,14
21:34
読書メモ。
CATEGORY[読書メモ]
誰得ロード爆走中。
『ガンガーまで インドの少女のものがたり』尾辻のりこ/串田敦子(単行本/児童書)
ラーマーヤナの概略を初めて知りましたが、終盤のラーマはどうなんだそれ(笑)。
ハッピーエンドって何でしたっけw
『f植物園の巣穴』梨木香歩(単行本)
「とぐろを巻いているのは時間だ。暗闇ではない。」
ラストそう来るか。自分がちょうど歯医者治療中だったので通院パートは笑う反面笑えなかったです。
『ハリガネムシ』吉村萬壱(単行本)
呆気なく転落、崩壊。
蛇にピアスがマイルドに思えてくる芥川賞受賞作だなあ……。
『コレクター蒐集』ティボール・フィッシャー/野口百合子(単行本)
氾濫する性描写はともかく、悪の書き方がとにかく気持ち悪い。これも作者の意図……なんだろうなあ……。
『恋人はイーテンシャン』木村由佳(単行本)
麻雀覚えたいなーという気分が斜め下にずれました。割といつものことです。
賭場に何をしに行くか、なんて考えたこともなかったなあ。
『がらくた』江國香織(文庫)
満喫。
それ以上でも以下でもない。
『アシタ』藤堂絆(文庫/児童書/短編集)
絨毯爆撃中のピュアフル文庫。感性からしてちょっとはずした人たちが多かった。
『スカーレット・ウィザード 1~3』茅田砂胡(新書/小説/スペースオペラ)
手に入るシリーズから読めば良いやーと思ってたら全部しっかり繋がっているとのこと。wktk。
『やおろず 弐 でこぼこな恋、始めました。』古戸マチコ(単行本/小説/八百万神)
おお中々綺麗にまとまった。
お幸せに!
『シャギードッグ 天使の序章』七尾あきら(ラノベ)
穿って見ればBL。でも女形態の方が好みです。妖艶な美女!w
『EVE TFA 亡き王女のための殺人遊戯』『EVE burst error PLUS サヨナラキョウコ、サヨナラセカイ』桜庭一樹(ラノベ/ノベライズ)
ゲーム原作。桜庭一樹行脚中です。
原作知識がないと色々さっぱりでした(苦笑)。でもきっと自分は彼女が好きになるんだろうな。
『アグネス白書 1~2』氷室冴子(ラノベ/女子校女子寮)
マイナス年齢前後の少女小説ブームでもあり氷室冴子まとめ読み中でもあり。
楽しかったです。これでおしまいかー勿体無い。
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2010
06,14
03:50
サイト更新
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
しました。聖蓉SS詰め合わせです。半分くらい日記ログです。忍者さまの規制怖いので、以降はサイト更新オンリーで! とか言ってましたが、別にR指定がつかないのなら構わないのかな……。細かいのって管理が面倒なんだよなあ……。
方針はもう少し考えてみます。何か決めたところでまたすぐひっくり返る気も物凄く致しますが……orz
ゴミ出し以外の用事が明日の昼までなかったのでぐだぐだ夜更かし。この時間帯の外って超怖い!(神社近いし公園に鳥居あるよ街灯足りないよそこの木々ざわめかないで……!)とか怯えながら燃えるゴミをさっき出してきたので、安心して昼まで寝ます。おやすみなさい。
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2010
06,13
01:20
いつの間にやら
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
9万打ありがとうございます!!
花寺サイド新刊に先代いらっしゃるみたいですね! もしかしたら先々代かもしれませんが、まあ、それはそれで。ぶっちゃけどちらでも大歓迎です。正直先々代には先代以上に夢をみていたりします(笑)。だって彼女たちが下級生だったんだぜ……おいしすぎるじゃないか……。
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2010
06,12
03:15
『ユルスナールの靴』須賀敦子
CATEGORY[読書メモ]
(新書/伝記+エッセイ)
オタク視点です。
「と、作家の足元にひれふし、靴から作家の本質へと、徐々に視点を上げていく。どちらも女性なのですごく……奥ゆかしく、文学的な、……でも背徳的な……、時空を越えた、百合として読める……のだー……。」
って桜庭一樹が読書日記で言ってました。
そんな殺し文句を言われちゃ読まないわけにはいかないじゃないか……。百合「として読める」一般文芸とか、どうしようもないよね。一発で陥落です。
結論。
百……合?w
どちらかというと夭折した幼馴染シスターの方が……(笑)。聖栞とまではいきませんがうまくいかないとわかりきっている切なさ淡さがさ。両方とも了解した上での感情で行動だから別離もあっさりするし乾いている。そして回想が幾重にもなって甘さを差し込んでいる感じでしょうか。このふたりを百合「として読む」ならw
どこかから怒られそうなので先に謝っておきます、すみませんw完全に妄想解釈です。女学校での小ネタあれこれが楽しかったんです。
あ、肝心のユルスナールは、伝記として普通に面白かったです。
シーンとしては幻想の牢獄が好み。ピラネージという銅版画家の話なのでまたユルスナールからは若干ずれるのですが、夫妻のやりとり自体も中々愉快でした。
「そこでは、人間のあらゆる欲望が、反復されるアーチや階段や拷問具によって、いちどは解放されながら、たちまち抑圧される――」
その結果のたましいの矛盾はどうでもいいですが(笑)。こういう話は……マリみてでは精神世界に飛ばさないと難しいですが素敵な解釈ですよねwもしかしたら精神世界だからこそ映えるモチーフかもなあ。
一応名作古典の部類なので注釈つけつつ単独で。桜庭一樹といえば、『ファミリーポートレイト』の百合シーンが大変自分的に素敵でした。つまり百合としてのおすすめはできませんが退廃感や泥沼感が半端なく迫ってきて……な話をまた今度したいと思いますw自己満足ー。
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2010
06,10
21:05
RIGHT×LIGHT新刊読んだー
CATEGORY[読書メモ]
あの挿絵を初めとするサービスシーンが大変おいしかったですごちそうさまでした。吸血属性万歳(笑)。あと個人的に物凄く指先フェチなんでね。二重に嬉しかったとかねw
というか日常寄りのパート、全般的にいつもより楽しかったです。メンバー内の絶妙な力関係とか。鞘当てなラブコメもこれくらいなら好きだなあ。(この加減が大きなウェイトを占めてる気もしてきた……。)
しかし最後ひどいなー(笑)。
鋼の錬金術師も遂に最終回か……本誌、どうしようかなあ……。オタク御用達の本屋が随分遠くなったので、置いてあるうちに行けるかがまず問題ですが。RIGHT×LIGHTもほんのり遅延購入です。来月のピスメまでは特にいいか……と思ってたら……。
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2010
06,10
02:29
読書メモ。
CATEGORY[読書メモ]
BLとか百合とか混在してます。
『銃とチョコレート』乙一(単行本/児童書/ミステリ)
ぱたぱたとひっくり返りっぱなしのあれこれ。ある種のお約束たちのはずなのに幼少時に読んだら絶対トラウマになれる展開は流石の乙一。
『盗神伝 2』M.W.ターナー/金原瑞人・宮坂宏美(単行本/児童書)
盗人(主人公かつ少年)の虐められぶりが半端ない児童書ですねwタザリアを思い浮かべた……のはやっぱりどっちも四肢の一部切断だからかなあ……。
昔はこういうグロ描写好きだったろうなーと考えるとやっぱり正しい児童書の姿なのだろうか(笑)。
『伯林臘人形館』皆川博子(単行本)
オタク思考的にはマティアス・マイの章が一番好きです。彼の影だと嘯きながら、破滅へと突き落として自分も一緒に堕ちる偽善。同性への一方的盲目依存愛。素晴らしい(笑)。
キャラとしてはツェツィリエかなあ。真っ黒な黒幕、奔放でありながら、どこか不自由で縛られててどこまでも女で。登場人物たちを自ら貼った網の上で絡めとりながら、自分もその住処から出ることはできない蜘蛛というか。網を痛めてもいる、腐敗してゆく餌(つまり、彼)を食らうことも棄てることも出来ないところとか。
『鋼鉄の白兎騎士団 1』舞阪洸(ラノベ/中世ファンタジー/百合要素有)
あざといけど乗せられてしまう。うん麗しい少女だらけの騎士団って素敵だよね!
擬似バトルや仮想ゲームや、は勿論好物なのでおいしく頂きました入隊試験。今のところ主従と友情がメインですがBL畑出身としては……ね!
『蒼海ガールズ!』白鳥士郎(ラノベ/ファンタジー/ラブコメ)
全3巻。最初から最後まで自重しない変態のパレード(笑)。
だいたい男の娘。あと百合。総じて変態。そんな帆船ラブコメ。どったばた。
『やってきたよ、ドルイドさん! 2』志端祐(ラノベ/ラブコメ/百合)
すっかり百合まっしぐらになっているんですが……えぇ?
しかしコメディ部分も相変わらず飛ばしていてちっとも和めない(笑)。
『夢は楽しく見たいです』清水文化(ラノベ/ファンタジー/百合要素有)
他所さまの百合紹介より。
とはいえラノベにしては随分前の作品なので、今となってはゆるい空気百合、くらいかな? ちまちましたお遊戯会を見てるような気分でした。これはこれで。
『マージナル・ブルー 空曜日の神様』水落晴美(ラノベ/学園異能バトル)
主従というか因縁依存百合ですが、片割れが男女恋愛エンドーとかそういうの大丈夫な人向けですね。私はこの依存ぶりだけで幸せでしたが。伝奇要素含め。
黒幕や展開は私でもわかったレベルなので、色々割りきって楽しめる人はどうぞ(笑)。
『三日月、朔月、十三夜。』テクノサマタ(少女漫画/短編集)
AIで近未来は恐らくBLなんだろうけど、主人公が中性にしか見えないので素直に人外ラブを楽しみました。SF?
そして「りんごちゃん」2編は恐らく百合です。女の子同士のいちゃいちゃ未満だけど甘酸っぱい。ページ数少ないのでこれのために……とは言えませんがテクノサマタさん好きーには大変良いご褒美でした。
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2010
06,09
01:20
わあ
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
いつの間にか忍者さまが規制を厳しくした模様。そんなわけでここがいつか消えていたら消されたと思ってください(苦笑)。さっさと過去に書き散らかしたものサイトに仕舞わないとなあ。以後の更新はサイトに直にするつもりではいます。まだ細々と続いております。3ヶ月遅れで4周年記念とか……とも思いましたがネタが浮かばなかったので敢えなく没に。うーん。
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2010
06,07
12:06
読書メモ。
CATEGORY[読書メモ]
ようやく2010年分突入。
昨年の百合10選データがいい加減古いんで、今年度上半期版にリニューアルするかなあ……。
『会社のデスノート』鈴木貴博
『反米経済 凋落するアメリカに追随してはいけない』門倉貴史
『トヨタ・ショック』井上久男・伊藤博敏
『「アメリカ覇権」という信仰』
『GMの言い分 何が巨大組織を追いつめたのか』ウィリアム・J・ホルスタイン/グリーン裕美
『トヨタ・ストラテジー 危機の経営』佐藤正明
目的とは関係ないところまで読みきってしまうと、読書メモに書いておこうかな、と思ってしまう(苦笑)。
読書量くらいしか売りにできない。
『新潮文庫 20世紀の100冊』関川夏央(新書)
あらすじまでならわかる、や本の名前は聞いたことある、まで含めれば過半数越えましたが実際に読んだことがあるのは2桁ありませんでした。
偏ってるなあ。
『トリエステの坂道』須賀敦子(新書/エッセイ)
海外への旅と外国での暮らしのエッセイ。
行ったことも見たこともない地なのにノスタルジックにさせられる、エッセイは好きです。
『光源氏とティータイム』岩坪健(新書)
初心者向けトリビア本。さっくり読めて面白かったです。
すぐ文章が堅苦しくなるから、こういう語り口はむしろ羨ましい。
『上司は部下より先にパンツを脱げ』小倉広(単行本)
タイトルほいh
辛口批評ブログさまで見て面白そうだったので。
真面目なビジネス書でした。いくつか面白い話はありましたが、表題の章はあまり面白くありませんでした。よくある話です。
『水色のメモ帳 初恋コレクション9』(単行本/アンソロジー/児童書)
挿し絵の人が凄い好きです。岩崎美奈子さんかー奥付にはなんとなく聞いたことあるシリーズが並んでましたがイラストレーターか。
内容としてはタイトルと分類が全て。甘酸っぱい。
『盗神伝 1』M.W.ターナー/金原瑞人・宮坂宏美(単行本/児童書)
そのどんでん返しはどうなの……?w
ファンタジーの舞台としては好きなんだけどなあ……あと王族結婚話がどうなるかとても興味があるので続きは読みます。
『竹田くんの恋人』桜庭一樹(ラノベ)
バーチャルというか……三次元×二次元というか……。桜庭一樹行脚中ですが初期作品は色々な意味で面白いですねw
種明かしのいい人展開のくだりが好きです。
『ご主人様は山猫姫3 辺境新米英雄編』鷹見一幸(ラノベ/中華ファンタジー)
明代だなー。
北方騎馬民族好きーなのは間違いなく風の王国の影響です。あとは村山由佳や上橋菜穂子、……たつみや章も入るかな、の多大な影響により民族物好きです。
『薔薇の剣』ゆうきりん(ラノベ/中世ファンタジー)
耽美な主従BLだなーと思ってましたらば……あれ?w(フラグ崩壊の音。)
まあ私は異人な彼と娼婦な彼女の方が好きなので(笑)。
『死神姫の再婚』小野上秋夜(ラノベ/中世ファンタジー)
ラブロマンス方面、というか和みの少女小説。ええ私こういう天然大好物なんですよ。けろっと愛人を受け入れちゃう本妻とか筋はあるはずなのにずれまくっている主義主張とかね。ファンタジーですしね。
『鋼の錬金術師 25』荒川弘(少年漫画/最終章進行中)
本誌は来月で最終回……でしたっけ? 中途参入組とはいえ、感慨深いなあ……。
『おおきく振りかぶって 14』ひぐちアサ(青年漫画/高校野球)
大会終了。さあこれから鍛錬ターンですね!(大好き)
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2010
06,06
09:35
『星へ落ちる』金原ひとみ
CATEGORY[読書メモ]
(単行本/小説/オムニバス)
なんか語ってるのが出てきました。
金原ひとみと言えば、先日雑誌で瀬戸内寂聴と対談してて吃驚しました。
不健全というか、当人なりに頑張って歩いてるのに前を向いてない。
根底を通じるのは無気力の海な作者だから余計違和感でぐるぐるするのか。その違和感が好きで読んでるんですけど。
星へ落ちる:
「私たちが会えなくなる理由を名称で知りたい。」
ずぶずぶに依存してる女の子がひたすら不倫相手に助けて愛してと連呼している。
僕のスープ:
ち ょ、 B L 展 開 か !
吃驚しました。でも良く考えたら蛇にピアスにもゲイは出ていた気がしました。
サンドストーム:
ひどい女だなー(笑)。でも純粋じゃない恋愛なんてないよね。
左の夢:
ストーカーのターン。
粘着してるなあ、とかいいたかったけど、前述のふたりよりよっぽどまっすぐな未練というか段々可哀想になってきました元彼。駄目な男には違いないんですけどね。
虫:
書き下ろし。
結局憑かれた人が変わっただけという。
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2010
06,05
20:41
実は引きずってた。
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
ハヴェグリ(いつぞや言ってた農業ゲーム)はそろそろ本格的に諦めました。1位とか無理じゃない? ある程度までの増設はともかく、新たな畑作りの資金が貯まりません。家畜に偏重し過ぎてるんだろうか。
まあ1000円分は十二分に楽しんだので満足です。料理大会特別編の優勝でもエンディングが出るかと思ったんだけどなー。掲示板で祝われただけでした。えー?
マリみて実写化……は随分前から存じてましたが、先代出るってマジですか。DVD辺り出たら怖いもの見たさで観ようかな(笑)。
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2010
05,29
01:31
(no subject)
CATEGORY[読書メモ]
ちょっとへこんだので日記書きにきました。二次元に現実逃避とかまんま過ぎて嫌だけど所詮残念な事実。
最近読んだ百合といえば『みすてぃっく・あい』が色々吹っ飛んでて面白かったです。SFなのか電波なのかはたまた中二病なのか……な女子校美術部寮生活な三つ巴生活。個人的には『どろぼうの名人』に似た酩酊感が得られて大変楽しかったですが、まあ、万人受けはしない気がします(笑)。現実が崩れ落ちていく様が……やっぱり中二病区分かなあ……。好きで何が悪い。恋愛矢印絡まない部長も含めてメイン4人、を紹介しようと思いましたが何故かうまくいきませんでした。皆あからさまにあざとい造型されてるのになあ。取り敢えず、まあ、主人公贔屓になりますよね。無気力な部分を削れば蓉子っぽいですしね。異論は認めます。
そろそろ通常運営に戻りたいなあ……開き直って読書メモ中心にしばらくはやっていくかなあ……。形にできるような妄想を最近しておりません。つまり三次創s
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2010
05,19
13:18
読書メモ。
CATEGORY[読書メモ]
なんだかカオス。
論理的な感想になってないのはいつものことです。
『関係する女 所有する男』齋藤環(新書)
後半のオタク論が非常に面白かったです。凄くスマートな立ち位置……というか敵を出来る限り減らした論壇。……いいなあ(笑)。
表題の男女論も中々ネタにするには楽しそうでした。同性愛ワールドでも、頑張れば、なんとか……といいますかきっとそのうちネタにしますw癒着書きたいなあ。
『まほろ駅前多田便利軒』三浦しをん(文庫)
……え、これで直木賞?w
なんというか……凄い時代になったなあ……。どうみてもBL。こういう怠惰な関係は大変好みであります。スパイス程度にビアンカップルも登場しますが、私がこういう紹介をするということはつまり男女関係も絡んでますので以下略。「私は」そういうの大好物なんですけどね……男→女←少女の3Pとかこの間うっかり書きかk
釈明しておくとマリみてではないです。マリみて、実は男女CPもBL物もいけますが私が書くのは百合だけです。聖蓉万歳。
脱線しまくってますが、一番のお気に入りは不良少年少女カップルだったりします。硬派で強いのに恋に不器用とか可愛すぎる。傍目にはベタ惚れバカップルなんだからさっさとゴールインするべきだよ(笑)。
なんて、オタク的妄想スイッチがばっちり入るくらいにはこっちの世界の雰囲気でした。続編あるんでしたっけ? 結婚してないかな。(えー)
『愛と癒しと殺人に欠けた小説集』伊井直行(単行本/短編集)
桜庭一樹読書日記に出てきた本の中から物色してみよう、と。
樹の話(またの名を露出狂の男の話)が印象的でした。病院まで冒険する短編も好きだけど、あざといくらいのジュブナイルが好きな身としては、淡白な味付けだなーとも(笑)。
『われら猫の子』星野智幸(文庫/短編集)
「紙女」の倒錯癒着共依存、平たくいえばヤンデレぶりが良かったです。奥さん怖い。だんだんと狂っていくところが醍醐味ですよね!
倒錯といえば「エア」も好きです。どちらかというと中二病な妄想がぐっつぐつに煮詰まってる感じですが全体的に乾燥させちゃったところが凄い。こういうエロとグロの融合g
『楽園まで』張間ミカ(新書/小説)
「何も望まないから、何も奪わないで」
10代……がいつの間にか自分より年下になってしまった……(笑)。
良い意味で同人界のような文体・展開で、最近こういうのに飢えてたので(シギサワカヤにはまってたのも一因/ああいうモノローグ連呼の世界観大好き)嬉しかったです。面白かった。「私だって」の独白のところとか好き。
見事に希望はないし客観的には絶望まみれなのに、暗いイメージがないんだよなあ……まさに雪上に太陽が反射してるイメージ。しんしんと彼女たちがふたり埋もれている。
『山本善次朗と申します 第一巻』槙ようこ(少女漫画)
……時代物じゃないじゃん!w
いや……時代物かー……うーん……というサイドでしたのでむしろ歓喜でした。自然とか(怖くない)霊感とか幼女とk
りぼんって小中学生対象なんだよなあ、とふと我に返ったとかまあいいかと開き直ったとか。もう新規開拓する気力はありませんけどね。
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2010
05,15
21:34
読書メモ。
CATEGORY[読書メモ]
とある日参サイトさまでおすすめされてた脱出ゲームにうっかりはまってる場合じゃないよ自分……。今更フラッシュの罠に堕ちるとは不覚。でもすごく楽しかったです。最後までクリアできるのが中々ないんですけどね……!orz取り敢えず怖いのは無理。(途中でひっそりとウィンドウを閉じる。)あと時間制限のミニゲームとかあると大体めげる。(できない。)暗号は解けない(笑)。……脱出ゲーム、向いてないよなあやっぱり。と、自分の限界が見えたところでこそりと帰還しました。こんな私でもクリアできたものを、……また今度にでもこっそりとご紹介しようと思います。この世界は百合的物件ないのかな。ダウンロード形式でのフリゲの百合はホラーまみれだもんなあ……。
あ、以下いつもの読書メモです。読書メーターにこんな趣向垂れ流しとか、とても無理(笑)。
『短い眠りにつく前に Ⅰ 真夜中に読みたい10の話』金原瑞人編(文庫/アンソロ/ピュアフル)
「タケヤブヤケタ」(梨屋アリエ)が大変おいしかったです百合的な意味で。
楡井亜木子の思春期少年ぶりも角田光代の生々しさもとても良かったです。江國香織はあえて語らない(笑)。
対談で「若い頃ならではの倦怠感」って表現があって!!と思いました。私が同人界含むジュブナイルに求めてるもののひとつをあまりに的確に言い当てられた感じです。書き手としてはまだまだ精進ですけどね。
『ハイドラの告白』柴村仁(文庫/メディアワークス)
プシュケの涙の続編……なんだよなあ……。
モデル少女の恋は盲目(そして報われない……)話は大変好みでありました。こういうわがまま、傲慢さを、それと理解しながら貫き通してしまうところが良い。どろっどろの女の争いに完璧に当事者でありながらあっけらかんとしていられるところとか、幸せを感じながらそれでもやっぱり報われてないところ(笑)とか……うん、好き。
『死神のキョウ』魁(ラノベ/ラブコメ/BL要素有)
「少年向け」のラノベレーベルに入っているBLなのでとてもギャグ要素なはずが、何故か物凄くガチであります……。……途中でフラグが折れた気がしたあの横恋慕恋愛話はどうなったんだ……というくらい少年は主人公(男子)に愛を捧げてました。あれー?
ツンデレ+手の早い女(暴力的な意味で)コンボはもうちょっと……こう! とか思いながらもBL関係が面白かったのでまあ満足です。問題は件の少年が次巻以降出てきようがないんですが……シリアス方面の重たさが継続するようなら気になるけど多分例の妹と三角関係突入だろうしなあ……。
『ロウきゅーぶ! 3』(ラノベ/ラブコメ/ロリコン+スポコン)
うん幼馴染もかなり好きなタイプなんですけどね……(世話焼きとか……)。如何せん智花が可愛すぎるんですよね……。
4歳差ならなんとかなるよーと思いながら、雑誌短編で百合街道を爆走していたあの子の挙動も気になるところです。スポコン要素のいいところは大体水泳に持ってかれましたが、次回の練習試合フラグをかなり楽しみにしております。つまり順調にはまっております。……うん、葵、いい奴で本当、好きなんだけどさあ……。
『小学星のプリンセス☆』餅月望(ラノベ/ラブコメ)
全3巻。ロリコンホイホイのようで物凄く王道なラブコメ……という、どこかで見たことのあるような煽りです。ラブコメとして心の底から堪能しました。いいな、こういうもどかしさとか、すれ違いとか、開き直りとか(笑)。……いやロリ的サービス的にあざといところもそれはそれで好きですけどね。
とにかく、ルリスのような一途で真面目で可愛い子は大好きだーという主張をこそりと。自重しないハッピーエンドで幸せでしたw
『銀の海 金の大地』氷室冴子(ラノベ/古代転生ファンタジー)
全11巻。1ヶ月半くらいかけて、こつこつ読んでました。ようやく読了。面白かった!
古代とか近親とか呪術とか、つまり幸せであります。終盤の全てがひっくり返っていくところがもう……ね! 大好き。
『始まりは愛人』ヘレン・ビアンチン/鈴木けい(ハーレクイン/身分差/契約恋愛)
つまりセフr
父の借金帳消しと引き替えに~というストーリー。今までさんざ自分のSSをへたれラブロマンスだのハーレクインだの言っておいて、自分まともにハーレクイン読んだことないんじゃ……? と思って適当にセレクトしてみました。堅物の娘さんのはずが陥落がちょっとはやすぎる気はしましたが中々面白かったです。あてつけよりは純情少年とのシーンがやっぱりね!w社長(ヒーロー)の葛藤なんざどうでもいい。
次はヒストリック系かなーせっかくなのでしばらく楽しんでみます。いや何故かハーレクインコーナーが豪華過ぎる図書館を発見してしまったんですよ……ちょっと面白すぎたんですよ……(コーナーが)。
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2010
05,10
03:18
枯れ葉の紅
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
こんな和風パラレルが書きたいと思ってはや半年……いや、構想入れたら1年弱……。時代物は某方におまかせしておけよ、という脳内ツッコミが凄いんですけどねははは……。
このあと脳内ではばりばりの聖蓉展開を遂げているのですが、今回は江蓉成分含んでますご注意。江利子好きすぎる。
「あんた、だれ」
私にとってはいつも通りの声は、相変わらず、ひどく不機嫌そうに寒空に響いた。
「えっ。
え、と……」
「このお屋敷で働かせて頂いてる者、です」
ばさりと揺れた黒髪は顎の辺りできっちりと切り揃えられ、見るからに出来る使用人然としていた。手に持った竹箒も、剥き出しの手も裸足に草履ばきの格好も、この屋敷の主たちとはとても思えない出で立ちで、そりゃあそうでしょうよと言いたくなる。わざわざ言うことすら勿体無いかもしれない。
「ふぅん」
つまらない答え。
続くのもつまらない相槌。
ああ馬鹿馬鹿しい、何だって私はこんな寒い日に外でこんなことをしているのだか。
「あなたは?」
「知らない」
ろくに名乗りもしない奴に何を言えと言うのだろうか。この屋敷の誰それに用がある、とか?
生憎そんなものあったらとっとと告げているし、それが火急の用だった暁には目の前のこいつは近いうち首になるに違いない。
くだらない想像でうさを晴らしている自分に気づき、は、と吐き捨てる。
「自分のことなのに?」
傾げた首も剥き出しなのに、寒そうな素振りを見せない少女は気分を害した風もない。天然なのか単に面の皮が厚いのか。
これから更に冷え込んで行く季節、この少女はいつまでこの服装でいるのだろうか。
「じゃあ、教えない」
そんな無意味な思考を、少しだけ巡らせた。
「あ……、
ごめんなさい」
「別に」
あと15も若ければ立派にお稚児さんとして通用しそうだ。案外それが真相かもな、と底意地の悪いことを考えた私の気分はますますおかしくなる。どうせ何の目的も目的地もない散歩だったのだ、さっさと退散しよう。それが良い。
「騒がしいわね」
「……あ」
ぴくりと反応した痩身は、いけすかない声の主を振り返りかけ、そのまま惑うように止まった。気にした様子もなく江利子は歩いてくる。
彼女、と私との間に立ち塞がったのに少しばかり違和感を覚えた。主従の逆転? いや、恐らく江利子が誰かを守るような素振りを見せたからだ。
「人の友達に、手を出さないでくれる?」
睨む視線。
……いつもの、見下す視線、だ。
やっぱり何も変わっちゃないじゃないか。
「……ともだち?」
「っ」
わざわざ「友達」の方に尋ねてやれば、僅かばかりの間、狼狽える。何かに頭を巡らせ、迷っているのはわかるが、はっきりとしたことは結局何も口にしなかった。たいそう躾が行き届いていますこと。
「ふーん、友達、ねえ」
「そーよ、ひとりがお好きなあんたにはわからないでしょうけど」
「あーそうですか、身分差を笠に無理強いしてるようにしか私には見えないけど」
「なんですって?」
「相変わらずいけすかない」
「こっちの台詞よ」
舌打ちと皮肉の応酬。一気に気分が悪くなった。
「……え」
ぽとりと落とされた疑問符が不毛な会話を見事に遮断した。
「知り合い、なの?」
きょとんとした顔がやけに幼く見えて、私は知らず目をこすっていた。そういえば年齢を聞いてない。興味なんかないけど、もしかしたら同い年くらいなのか?
同じように呆気に取られていた江利子が腹を抱えくっくと笑い出すのを見て私は躊躇なく彼女たちに背を向ける。奴の笑い顔なんか見ても楽しくもなんともない。
「行くわよ、蓉子」
「え、あ…っ」
慌てたような声は、最初の印象よりはやはり随分と幼びていた。
どうしてだかちくりと、胸に引っかかった。
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2010
05,09
01:57
放置ひどい
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
ポメラの初号機が密林で半額になっていて、とても心揺れてます……。ずっと狙ってた携帯、旬が過ぎすぎて「もう取り扱ってません」と言われましたorz……せめて後継機出ないかなあ。お前の望むスペックをauに求めるのが間違いだろうってことは言われるまでもなくわかってます。でも携帯の機能で一番大切なのはどう考えても家族間無料特典なんだからしょうがない。
あれこれ言ってたゲームの方はようやく落ち着いたといいますかラストエンディングは到達するのを諦めました。最新作に手を出すべきかいい加減サイトで腐ってる長編もどきの連作をどうにかすべきか……うーん。
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2010
04,28
03:13
読書メモ。
CATEGORY[読書メモ]
どうしよう さきがみえない
『サンタのおばさん』東野圭吾/杉田比呂美(絵本)
人種とか性差とかいった類のアイロニー。
すっきりまとめられたおとなの絵本でした。東野圭吾こういうのも書けるんだーミステリ以外も実は結構書いてたりするのかな。探してみよう。
『オリーヴの小道で』今江祥智/宇野亜喜良(絵本)
マリアばあちゃんと飼い猫ジュゼッペと美術館にあるモランディの絵の話。非現実の溶かし具合が気持ち良かったです。ジュゼッペのものの考え方とか。
『薔薇をさがして……』今江祥智/宇野亜喜良(絵本)
表紙と奥付で点の数が違うのですが気にしたらきっと負けですね。
シビアな現実に混ざる過去の人たちが生別死別問わずに異物として現れてはかどわかし。
『桃の花』立松和平/山中桃子(絵本)
父娘の合作。病床の母の臨終に見合う回想がつらつらと。
設定は原作者たちとは男女反転。であることについて多少思考遊びしましたがしょうもない着地点に落ち着いてしまったため略。
『麦の王様』立原えりか/宮司信吾(絵本)
大型本にするか迷った程度には分量があります。童話作家志望の女の子の自分探しとボーイミーツガールin広島。受賞コメントに対する母親の解釈が良かったなあ。
『ターゴの涙』早坂真紀/大庭賢哉(絵本)
ハートフルな犬の話ひとつめ。
忠犬のシリアスバッドエンド。スケッチ風な絵に弱いんですよ。
『コロの笑顔』早坂真紀/大庭賢哉(絵本)
ハートフルな犬の話ふたつめ。発売順としてはこっちの方が先らしいですが読んだ順でメモ。
『大地からの祈り 知覧特攻基地』植村紀子(絵本)
水彩が好み過ぎる。
擬人化無生物視点なのに物凄く読みやすかったです。
『みなとのチビチャーナ』山下明生/村上康成(絵本)
ハッピーエンド万歳。
『あゆみといっちゃんのジングルベル』小原美智子/ふりやかよこ(絵本)
自閉症がテーマ。
柔軟、というか、度量の大きな人にはとても憧れるといいますか、二次元の趣味だと結構あからさまにそれが出ます。今日は綺麗な読書メモだから言及しませんが!w
『夕ばえの唄』もがみせつこ/小坂茂(絵本)
モノクロ好きーです。水彩も水墨も版画も好きです。
善人が報われる夢物語も勿論好きです。(途中の苦難地獄も楽しんでるくせにとか言わないそこ!)
『マジョモリ』梨木香歩/早川司寿乃(絵本)
随所でにやっと笑えるのが良いよね。
こっちだけがわかってる安心感と優位性を楽しむのも絵本の醍醐味。
『ワニ』梨木香歩/出久根育(絵本)
ジャングルの憂鬱/草原の無関心。
つまりは因果応報。
『ペンキや』梨木香歩/出久根育(絵本)
『ミサコの被爆ピアノ』松谷みよ子/木内達朗(絵本)
密かに松谷みよ子行脚中。
細菌隊のあれは子どもながらに大変トラウマであります……。
『はまゆり写真機店』茂市久美子/こみねゆら(絵本)
『風をつかまえて』那須田淳/吉田稔美(絵本)
『夢のつづき』那須田淳/かるべめぐみ(絵本)
……信じられるか……? 絵本だけでまだもう一回分あるんだぜ……? 児童書コーナーってついふらふら入っちゃうし、一回入るとぐるっと回りたくなりませんか……? ……なりませんか。コメント無いものがあるのは、その、すみません。私の最新の読書動向……(どこに需要があるのかさっぱりわからない……)は実は読書メーターでわかったりします。まんま「レンヤ」がユーザー名です。一応今度PC開いた時にでもリンク張っておきますね。
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2010
04,24
01:45
現状報告2
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
どうしよう さきがみえない
めっちゃ頑張ってティコの有効度をあげまくったのにVP増加とか……使えねえ……orzまさか晴れ雲ワールドでの蓉子ポジションがリンテレットさんだとは想定外でしたよ……それ言ったらティコとか間違いなく江利子ですね(笑)。兄弟姉妹も多い晴れ雲、そういえばルヴェルの弟さんを最近見てない気がするけれどどこで何していらっしゃるのでしょうか。このシリーズ、プレイするだけで大満足なので二次創作は間違いなくしませんけれど。フリーウェアだった時代から全部クリアしてるとやっぱり新しいのが出るとふらふらつられてしまうんですよ……!
幸せではあります。そのうち戻ってきます。手付かずの最新作は夏休みとかにまとめてやりたいですし。
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2010
04,23
01:14
現状報告
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
一個前の記事書いて数日後にエンディング1はあっさり出したのですが、その後のひたすら長い道のりが未だに途上であります……。さすがやりこみゲー。まあぶっちゃけリミットレスビットよりは遥かに好みなので楽しくてたまらないんですが確実に廃人ルートを爆走している気がします。阿呆の子ミンティにもいい加減慣れました。キャラの好みだけで決まるならヘルシンキのLLBが上位にくるはずですしねぇ(苦笑)。最近は麦と枝豆と高級ブルーベリーを売りまくっております。冬は花まみれです。
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2010
04,18
06:36
復活!
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
ざっくばらんに日記のカテゴリ振り分けだけ頑張ってみました。サイトに放り込むのは暫しお待ちください。
うん取り敢えず小夏さまの新作ゲームの廃人になってるので(笑)。一週間くらいしたら戻ってきます多分。正確には一作前のなので昨年のなんですがね! ヤヨイちゃんが主人公だと信じてたのに……なにこの黄緑娘……wいや年少組可愛いけどさぁ……。
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2010
04,16
23:12
聖蓉ー。
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
いちゃいちゃと。
春だから仕方ないよね!w
あ、と睨む目元があかいのは、腫れぼったい唇が甘いのは。
「もう、おしまい?」
「そんな、こと、」
抵抗は本気ですれば私なんか易々と退けられるのに。とっくに私を受け入れている、蓉子はそれでも細い腕を張って秩序と形式を求めてもがく。正しいやり方なんて。あり方なんて如何様にでも、と嘯く私に腕を絡めた上でお説教をする。
隙をみせないように頑張るその姿勢はきっと無意識のもので。声で態度で、押して引いて、甘えてねだって拗ねてむくれて、私の道化の果てにふわりとほどける蓉子の笑顔は、苦笑だけれど間違いなく素顔だ。本音は弱味と考え、頼るのは恥ずかしい彼女はひどく不器用な女の子。ふわり、スカートをはためかせ、ふわり、私の腕に落ちてくる。
「……柄じゃないわ」
照れ隠しが耳元にかかるのを見越して、咬んだ柔肌からはシトラスが香った。
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