日記
いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 一応本家は二次創作サイトらしい。
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2025
10,12
22:46
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2010
04,13
02:54
きたあああ
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
ネット開通! しました。
しかしすっかり浦島だった隙に、実写で映画化決定?とか、漫画版再開のお知らせだとか、新刊がまた花寺サイドだったりとか……一体何がおこってるの……。
マリみてはいつきてもおんなじ雰囲気でゆったり出来るのが良かったんじゃ……(苦笑)。最盛期にハマってたらまた違う印象だったやもしれませんが。出会ったときにはもうとっくに「先代」扱いだったし妹レースも先が見えてました。いつものことだから別に良いさもう諦めてる。
さて、まずはサイト更新! 好きサイトさま巡るの優先させましたごめん!w
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2010
04,10
21:17
聖蓉。(久々……)
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
いつかのグッドオールド(ryの余談がどうのと思ってましたがあまりに関係がなくなりました。
生徒会の下っ端時代は江蓉だと信じてます。令祥系ではなく祐巳と由乃みたくきゃいきゃいしてたに違いない。うん妄想。
納得、した?
んーどうしよっかなー
蓉子を抱えて、珈琲が冷めるのを待つ、昼下がり。
蓉子が抱えこんでるマグカップに、もう湯気は立っていないのに、そっと口をつけては顔をしかめる。猫舌の恋人。
……ふざけないで
ふざけてはないよ
嘘つき
やわらかな断罪は、しのつく雨の優しさに似ている。実はそろそろ膝の上の重みで両足の感覚が危うくなっているんだけど、強引にこの体勢に持ってきた手前、口に出したら彼女のご機嫌を損ねることは想像に難くない。我慢我慢。こっちが見上げる格好なのも新鮮でいいしね。
蓉子の顔って、勿論身体全体もなんだけど、どこから見ても綺麗だな、と思う。
あ、こら
ちょっとばかし疲れたのです
私が休憩を入れるんじゃなかったの
いーじゃん、恋人サービス
はぁ?
マフィンに手を出せば予想通りの反応。私の分はどっちもとっくになくなってる机の上は、私の膝の上で向かい合ってる蓉子には見えない領域。そもそもこんなに甘いお菓子、そんなにたくさん食べられませんよ。
ほら
!?
あ、むせてる。
んぐ、とか擬音としては可愛らしかったけどねえ。
ジーンズが珈琲にまみれるのは、いくらぬるまってるとはいえ遠慮したい。蓉子に一口分放り込んだその手でマグカップを取り上げると安心したのかごほごほしながら口を覆った。正直痺れた足には拷問である。耐えろ私。
……ばか
恋人サービス、ね?
もうっ
指先にキス、額にキス。
昔話に嫉妬した反動だって気づいてる蓉子は、紅い顔を俯かせたままで私の戯れを受け入れる。私の指ごとマグカップを包み込んで、しかたのないひと、といつもの照れ隠しを呟いた。
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2010
04,06
00:16
(no subject)
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
聖じゃなくて江利子と志摩子がツーカーで(連弾とか?)乃梨子が妬いたり、上級生と出かけるとだけ令に伝えられた当時中等部の由乃が盛大に邪推して江利子を呪ってたら実は蓉子とロマンス映画を観に行ってたとか、そういうやたらと多世代にわたってる妄想が最近好きです。後者はペアチケットを当時の白薔薇さまに蓉子がもらった(押しつけられた)とかそんな裏設定つき。聖のクリームシチュー好きとか蓉子のラブロマンス好き(そしてホラーは苦手)とかは同人界では中々公式に近くなってる気がします。
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2010
03,31
00:56
わああ
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
成人してから(になるとは思ってもいなかった)始まった一人暮らしをぐだぐだと満喫しているうちにひどいことになってました。えらいことになってました、と最初は打ってましたがもしかしなくてもこれって方言……ですよね? 独特の言い回しなんかよりもまず地元とはイントネーションが違い過ぎることに戸惑ってます。
ていうかネット回線開通が4月半ばとかこれなんのいじめ……? 色々枯れそう、むしろもう枯渇してますorzインプットがないと、アウトプット、できない……。いい加減諦めてネカフェを探す旅に出るかなあ……。
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2010
03,24
23:57
聖江続きー。
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
単独だと性さまだったり最凶のスッポンだったりするのに、まとまるとじゃれてる奴らが可愛いです。
「また雨なの?」
「ご名答」
いかにも鬱陶しげな言葉遣いは、わかりやすく膨れているこどもみたいで可愛く……ないこともない気がする。頑張れば。
やってるのがてるてる坊主を作ったら嬉々として首をふん縛りそうな悪女だったとしても、付き合いと色眼鏡と気力とその他諸々を駆使すれば、なんとか。
「この間聖が来たときも降ったわね。
あなた雨女なんじゃないの?」
「晴れ女として有名な私にそんなまさか。
中等部も高等部も、行事は大抵晴れたじゃないですか」
「あれは私のおかげよ」
「…さいですか」
あえて訂正するなら雨だったのはその前の時だが、江利子のその台詞自体には正直思うところがないわけでもない。あんまり思い出したくない記憶ばかりだけど。
つまり私が不幸になるときは大抵天候が崩れるのだ。ということは、今の状況は。
「江利子って疫病神?」
「なんでそうなるのよ」
思ったことをそのまま口にすれば胡乱を通り越し不審者を見る目がかえってくる。そりゃそうか。いや私は断じて不審者なんかじゃないが。
「……説明するのはめんどいかな」
「言い捨てするつもり?」
自他共に認める作り笑いに取って変わった瞳は、輝いてはいるが如何せんその方向性がロクでもない。牧歌的な気休めを提唱する前に私の方が先に首を絞められそうだ。
まあこれくらいで冷や汗が伝うなんてことはない。良くも悪くも付き合いは長い。幸不幸の不毛な快楽計算をするなら前者をほんの少しばかり勝たせてやるのさえ吝かではない。極めて微量ではあるが。
「うお!?」
素手を飛ばしてステッキ状のプラスチックが飛んできた。なんだそれ。ぱっと見る限り編み棒かなんかか。木の方が使いやすいんじゃないの?
「教えなさい」
舌打ちの次に飛んできたご命令に、素直に応じてやるのは正直癪だ。これでうまくいけば彼女の機嫌が、などという安易な楽観にはあまり意味がないことも既に過去のあれこれから身にしみてしまっている。直球のままじゃむしろ悪化しそうだしな。
しかし本当に女王さまがお似合いなことで、と私には良くわからないドレスっぽいワンピースに身を包んでべたりとベッドに腰をかける江利子に編み棒(推定)を投げ返す。あとは継母とか姑とか。どっちも同じか。
さてどうしますかね、と手近にあったティッシュボックスを引き寄せる。てるてる坊主のためにいきなりたくさん引っ張り出したら、気を逸らしちゃくれないかな、とかね。
「聖」
……やっぱ無理かな。
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2010
03,19
22:30
聖江利子
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
サイト直送用でしたがしばらくネットに繋がれないという現実……orz3月前半返ってきてー……。
やたら長い江利子ブームです。志摩子とのあれはちょっと待ってください。後日談とか裏話ならほいほい出てくるんですが肝心の本編が中々進んでくれない……。
「……つまらないわね」
ベッドに怠惰に寝そべって、ぼんやりとこちらを眺めたまま江利子は私にそう告げる。気だるげ選手権でもあればぶっちぎりで優勝して絵画になってどこかの応接間にでも飾られるに違いない。私の家には要らないけど。
「まあねえ」
適当に相槌。悪いけど私は今足の爪を切ってて動けない。
しかし恋人と過ごしている昼下がりにつまらないとは一体如何なものか。
「外行ってくれば?」
まあ内容によってはちゃんと付き合ってあげるしさ。
たまにやりだすとんでもないことにはできれば巻き込まれたくはないがそれで江利子の退屈が解消されるなら多少の犠牲には目を瞑ろうとも。
できれば私以外の犠牲であれば良いと願うのは恋人云々以前にきっと人間として正しい判断。
「それも面倒ねえ」
……歩くのすら、ですかい。
それってもうやれることの選択肢を相当潰してるんじゃ、と呆れて見つめる。可愛らしく見つめ返してなんて勿論くれない(されても困るしむしろ引くが)江利子は相変わらずどっかファンタジーな世界を漂ってて。夢物語の中にいるならそれで良いじゃん、とお手上げのためいき。え、私がいなさげなことに文句なんてつけてませんよ?
「ふてくされちゃって」
「……江利子には言われたくない」
暇だ暇だと態度で示す彼女の機嫌はだけれど別に悪くない。構ってオーラだったらちょっとは可愛げがあるのに、素っ気ないところがいかにも江利子だ。まるで私が甘えたがってるみたいじゃない。あーあなんだかな、と最後のひとつを切り終えて丸まってた身体を伸ばす。
「なんとかしなさいよ」
「……じゃあ、さ」
丸めたティッシュをダストシュートし、立ち上がった勢いのままで江利子に近づく。命令形が似合う不遜な顔に影ができ、更に私しかうつらなくなるくらい、近く。
「それ、もう飽きたわ」
……情緒の無さも天下一品。
「……江利子ってさあ、本当、」
このやろ、と小突くといかにも嫌そうに眉を潜められた。それ以上やったら殴るわよ、って、理不尽極まりない台詞。どうすりゃ良いのよ、と思わず正解を求めたくなる。神様マリア様なんてごめんだから、蓉子や志摩子あたりに。
「……まあ、いいわ」
昼寝にしましょうか。
それはふて寝って言うんじゃないの? ってくらいやる気のない眠る体勢で江利子は私のベッドに乗っている。脇でしばらく突っ立っているともう一度眉が寄ってそれからぽんぽんとシーツが叩かれた。江利子の隣、ちょうどぎりぎりひとり分くらい空けられた空間。
「……」
セックスは駄目で添い寝なら良い、その価値基準がいまいち分からないまま私は江利子をまたいで越して腰を下ろして。隣に潜り込むとこっちを向かれる、柔らかい髪がすれすれに落ちる。
「……おやすみ」
す、と音もなく詰め寄られ眼前に江利子のどアップがうつったと思ったら唇に微かな感触。すぐに呆気なく離れ、それから目を閉じた江利子はどうやら本当に眠ってしまうらしい。ぱ、と指で押さえた箇所が熱くて、私は恨みがましく目の前の恋人を見る。
「……ったく」
おやすみなんて、返してやらない。
しばらくは、こいつの寝顔を独占して見続けてやろうと思った。
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2010
03,14
23:09
ぎゃー
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
もしかしなくても4周年過ぎてました。皆様有り難うございます!!
拍手メッセージの保存期間がのびたこともあり、かなりの間ネット落ちしてましたが、ついに久々にマイパソコンを開いたら、異様なのろさでした……。3つくらい作業したところで中途半端なブラクラ現象。どうみてもウイルスです。ノートンさんは去年2年契約のを買ったはずだし、私が触らない間家族が思う存分弄り倒してくれてたじゃないか……いったい何を見てあるいはダウンロードしたらこうなるんだよ……とぼやきながら一応黄色いあの人を呼び出したら、ウイルススキャン履歴、去年の3月って……。それ、もしかしなくても買った時に私がやった奴じゃ……。……右クリックで保存の仕方も拡張子の存在も知らない奴が変なサイトで変なことしたいならせめて初心者の味方ノートンさんくらいはまともに稼働させとけよ! とひとりぼやく昼下がり。同人サイトを席巻した例のウイルスの件もありますし、鈍足でも頑張ってくれてるこれが終わるまではおちおちネサフもできやしません。サイト更新なんてもっての他です。
はい以上4周年にもホワイトデーにも何もできなかった奴の言い訳でした。しかしほぼ1日放置しておいてまだかりかりやってるんですが……大丈夫なのかなこれ……そもそもちゃんとウイルスデータはちゃんと更新してるのか不安になってきた……。
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2010
03,09
22:40
若年性健忘症?
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
ひとつ前とふたつ前の記事、ほぼ同じこと言ってるよ……投稿後に気づきました。どうせなら最後まで気づかないままでいられたら幸せなのに。
なんか手軽に載せられるものないかなーと暫く探してみましたが、やたら重たい連載とかが中途半端に~とかしかなかったです残念。志摩子話まで途中放棄したくはないから書くならこっち優先でやりたいしなあ……。何故か後編(つまりアレ)だけ答えてある江蓉でカップリングなりきり100の質問が出てきたのですが、これはどうしたら……。同じノリで前編を答えるために随分前の裏モノを読み返すとか何その羞恥プレイ。後編だけとかしかも江蓉とか……どこかに需要はありますか……? まあ他人様のなら私は是非読みたいですけどねw
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2010
03,08
23:53
再開/再会
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
どう転んでも家からは出ていくことになるので、私物整理と荷造りに勤しんでました。衣類はものの数十分で片がついたのに、1週間かかっても書籍類の目処が立たないってどういうことなの……。単行本と文庫本に漫画本、同人誌まで足してとうとう4桁の壁を突破してました個人蔵書を、持ってくものと持ってくかもしれないものと置いてくものにざっくり分けて、……すぐ運ぶものだけ梱包したところまでで今日は力尽きました。種類別に分けるのがまた一苦労だったんですよ……これでもそれなりに整理や管理はしてたつもりだったんだけどなあ……。
パソコンが埋もれて遥か彼方にあるのでこのままではお約束したサイト更新が……ちくしょ意地でもたどり着いてみせるんだから……! まずは物理的に奴の前までにだな……。
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2010
03,04
01:34
読書三昧
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
読んでばっかりで正直ちっとも書いてませんすみません。どちらに転んでも新年度からは遠方で下宿なので、異様に良い読書環境にあるうちに設備を使い尽くす勢いで楽しんでます。一般の方々よりは確かにはやいけれど、特技欄に速読と書けるような人たちから見ればたいしたことない読書スピードでどこまで行けるかは定かではありませんが。半端なくたまってる(そして現在進行形で増え続けている)読書メモと、2009年ではなく2009年度になりそうな私選百合選が、今月中に片が……つくのかなあ……。
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2010
02,28
22:02
さよなら2月
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
来月上旬にはサイトなんとかします。少なくとも4周年までにはここで書き散らかした奴らをまとめて放り込みたい。脳内では最近蓉聖が元気です。正直グッドオールドディズを勢い良く押し退けて、いちゃいちゃしなさっております……。別軸のふたりですけどね。
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2010
02,28
00:26
うっわあ
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
江國香織の新刊がもう江國香織過ぎてすごいです(笑)。しあわせ。
いつの間にか新潮文庫刊の彼女の著作は全部コンプリートしていました。ウエハースの椅子はハルキ文庫版ですが、ハルキ版の方が好きなんですよねデザイン……。というよりハルキ文庫のデザインが好きでした。GA文庫みたく裏表紙のあらすじ縦書きとか。
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2010
02,26
17:12
読書メモ。
CATEGORY[読書メモ]
電子書籍が浸透するとかしないとか、コストパフォーマンスや収納力がどうとか、言われ始めて随分経ちますが、液晶を長時間見てると疲労が半端ないことがネックのひとつじゃないかなあ、とか。ネット廃人になれる人はすごいと思います(笑)。
『魔羅節』岩井志麻子(文庫/ホラー/短編集)
「何か復讐のように長生きをしている」
基本的に救われない岡山土着絵巻ですが、表題作のえげつなさが群を抜いて凄かったです。色々な意味で「犠牲」で「生け贄」になった兄(とその妹)の話。BL……BL? ラストのドナドナぶりはね……もうね。
『窓の灯』青山七恵(文庫/小説/百合要素有……?)
百合、というには生々しいですがひたすらに「ミカド姉さん」に憧れる少女の話が表題作。ついでにデビュー作らしいです。壁越しに欲情しちゃってるしやっぱり百合……ビアンの方が正確、か……?
雰囲気小説として大変好みでもあったため他の作品にも手を出してみるつもりです。
『帝冠の恋』須賀しのぶ(ラノベ/近世オーストリア)
ゾフィーと甥っ子の禁断の愛。史実に基づいた恋愛物と割り切って読めば大変面白かったです。フィクションならばもっとハーレクインなどろどろ甘々が好みですけど(笑)。
『アウトニア王国奮戦記2 でたまか 奮闘努力編』鷹見一幸(ラノベ/スペースオペラ)
宇宙船が飛んでればスペースオペラ?w
嫌がらせ戦術の波状攻撃。王道熱血展開が好きでこの人を読んでる面がかなりあるので……うーん。取り敢えず区切りの次巻までは読みます。
『やさしい竜の殺し方 2』津守時生(ラノベ/RPGファンタジー/女性向)
愛はすべてを救う。……でしたっけ?(うろ覚え)
アーク陥落しちゃったなー。そんなことよりも脇でくっついた彼女たちに吃驚でした。
『舞姫恋風伝 ~花片小話~』深山くのえ(ラノベ/中華ファンタジー/短編集)
蓮珠が好きすぎて困る(笑)。そしてこの人小悪党の改心話書かせたらうまいですね。昇貴に続き彼にもやられました。敵だった時分は控え目に言ってうざいこいつとしか思わなかったのに。……それはそれで作者の罠なんだろうかw
主人公組も幼馴染組も隠密×侍女さんも勿論好きです。でも蓮珠視点の話をしてくれた時点で大歓喜です。
『ハルシフォンの英雄』雨川恵(ラノベ/ファンタジー)
年の差政略結婚ファンタジー2冊目。全9巻か……どうしようかな。
とかいいながらこの微笑ましさが癖になって来たのでなんだかんだで読んでいる気がします。さあバカップルになるのはいつだ。
『生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1』葵せきな(ラノベ/学園コメディ)
パロディネタを多分半分も理解してない時点で読む資格があるのだろうか……と思いながらこういうだらだらな日常話、好きなんだよなあ……。同人に対する視点で見てしまってますが。百合展開はいつですか?w
『かのこん』西野かつみ(ラノベ/ラブコメ)
割とエロコメ。いや知ってて手を出しましたけど。
妖方面の期待には十二分に応えてくれましたがショタ分はもうちょいあるかと思ってたのに!(苦笑)擬人化共存型の妖怪たち可愛かったから良いですけどねー。
『みずたまぱにっく。2』ハセガワケイスケ(ラノベ/ラブコメ)
ハーレムのようで逆ハーなんだよなこれ。
シリアスターンがちっともシリアスに思えなかった……から死にバラ駄目だったんだろうな自分。ぼんやり学園ドタバタものとしてはそれなりに楽しいです。
『イザヤカク 1』酒巻行里(青年漫画/歴史ファンタジー/源平)
ゼロサムーな絵柄とストーリーで幸せです。ピスメ並のキャラ魔改造で更に幸せです。頼朝も義経もついでに政子も可愛いじゃないか。
『先生のススメ 1~3』冴凪亮(少女漫画/ファンタジー/子育て)
全3巻。擬似ゲームが生き生きし過ぎていて笑った。本領発揮だなあ。(少女漫画家なのに!w)
ひとりで育児物ブームでした。中性的美少年とやんちゃな少年とはわかってるじゃないか(笑)。
『ロッキン★ヘブン 2』酒井まゆ(少女漫画)
あー……私好みの絵柄最盛期過ぎたかなー……男の子、もっとまるっこくて良いんよ?(笑)
元彼女出現ですがどうみても主人公に傾いてますよね彼。あと6冊もあるんですが、さて。
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2010
02,24
11:16
現白ー。
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
おまけ3……だったはずが何か続きを書かなきゃいけない雰囲気になってきたな……。
ヤンデレ話とかにもそろそろカタをつけたいんだけどな。傑作の構想より完結した凡作の方がよほど価値があると頭ではわかっています。
(グッドオールドディズ2/乃志)
唐突に降ってくる穏やかな言葉に、さざめいた現実とやらは少しずつ変化していってしまうのだ。まだまだ新米姉妹かつ恋人の私たちの間では。
「今度、出掛けてくるわね」
「え?」
気をつけていないとふたりともつい部屋に籠りがちになってしまうから、となにやらよくわからないアドバイスを祐巳さまたちから受けて、近所の緑化道路をのんびりと散歩していた。この選択からが既にして普通の高校生のデートから逸脱しているだろうが、まあ、出掛ける先は宗教建築ばかり、な私たちの普通からもずれていたし、おふたりの希望には添えていると思う。要は私たちが何もしなかったせいで祐巳さまが由乃さまに八つ当たりされる事態を回避すれば良いのである。それが呆れて脱力された結果の産物であろうと何も問題はない。
「なんか曖昧な申し出だね」
「実際曖昧なのよ、まだ日時も決まってないの」
困ったように笑ってみせる志摩子さんは、一方でとても嬉しそうだった。志摩子さんが感情豊かになったのか、私の志摩子さんへの理解力が向上したのか、はわからないけれど最近私たちはまたちょっとだけ歩み寄りを深めたと思う。でもこんな顔は初めて見る。
「なんで私に言うの?」
「乃梨子には言っておいた方が良いと思ったから」
すくん、と胸に一本立った何かを考えないようにして、だけど素直に尋ねてみる。間違いなく嫉妬に分類されるはずの対抗心は、事前にあっさりと伝えられていることで得られる優越と相まって、なんだかおかしなことになっている。たとえば私がこんな風になってその申し出を承諾せざるを得ないとか、そういうことを志摩子さんは計算する人じゃない。後ろ暗い打算は志摩子さんには似合わない。
「答えになってないよ、志摩子さん」
「そうね、ごめんなさい」
……このごめんなさいは、志摩子さんには珍しいくらい浅瀬だなあ。
最も、最後の審判の結果を告げるかのように沈鬱に謝られるよりはよっぽどマシだ。志摩子さんなら想像出来かねないわけじゃないところが怖い。そんな深刻な謝罪をさせてしまう原因には思い当たりがないのは、きっと、幸せなことなのだろう。そう自分を納得させた私を数歩分置き去りにして、志摩子さんは立ち止まった。
「昔、とてもお世話になった人」
桜色の唇からこぼれ出たその名前は、すぐには志摩子さんとの繋がりが思い出せないくらい縁遠い(と私は思っていた)人で。やっぱり曖昧なままの説明に、尋ねたいことはいっぱいあったけれど私はとても頑張ってそれらの疑問を全部飲み込んだ。
一度も誤魔化す素振りを見せなかった志摩子さんの頬は、うっすらとはにかむように上気していて、その可愛らしい表情のままで、終わったら皆話してあげる、と約束してくれたのだから。
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2010
02,21
13:36
そして聖蓉。
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
お絵かきBBSのラフ絵の隣に添えてある寸劇くらいのをちまちま続けるのが好きです。続きものとはとてもいえませんが。30話くらい続けたらそれなりになるのかな(笑)。
(グッドオールドディズおまけ2/聖蓉)
よーこ、そろそろ休憩……ってあれ、電話?
あ、ええ、江利子から
ぱたんと折った音がパソコンの駆動音とまざる。部屋にたちのぼる珈琲の香りも、焼き菓子の香ばしさを吸い込んで私の平静を手助けした。
へぇ、何話してたの?
何……なのかしらね
なにそれ
説明しようのないことを、無理に伝えようとすればそれは捏造になってしまう。事実から外れたことを告げるのは嫌いだし聖相手なら尚更だ。歯の間に挟まったものは、不可解にぐにりと曲がり、弾む。
電話番号の確認、かしら
胡散くさいなあ
江利子はそう言ってたもの
あ、嘘なんだ
しまった、と誘導尋問に引っかかった自分に臍をかむ。今は親友以上でも以下でもないって言ってるじゃない。あなたに後ろめたいようなことは何もないわよ。
ねえ、何してたの?
湯気の立つマグカップを乗り越え身を乗り出して来た聖に、上体を反らすことで逃げようとしたものの、咄嗟の反応は児戯にも満たない。わざと落とした低い声、嫉妬以外の炎も混ざる瞳での追求から、逃れられるなどお互いに思っていやしない。
ふ、と鼻腔をくすぐる甘い香りに、記憶の糸がほどけたことにして。私は昔語りを始める。
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2010
02,19
18:24
最終回か……!
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
開き直った恵比寿さんはたいそう魅力的でした。ほぼ見開きの「ありがとう」が……ね! 告白言い逃げラストも良かったなあハッピーエンドで本当良かったなあ……。
いつか番外編(過去または未来編)とともに単行本となることを楽しみにしてますが次号におふたりの名前はないし堀井さんもいませんし、つぼみを買う理由の9割以上は消失したのでなんだかんだで毎号買ってた百合雑誌もこれで暫くお別れです。ええ3~4号も結局買ってたんですよ。感想途中で挫折したんですよ。いつものことですね。
一緒にRIGHT×LIGHTの新刊も買ってきました。が、いよいよシャナやローゼン並に本格的にストーリーがどうでも良くなって参りました……。思い詰める友月を楽しむシリーズだから良いんですけどね別に……。新キャラのツグミは中々好きです。勿論褐色少女属性です。
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2010
02,18
05:33
かつての江蓉。
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
あからさまな当て馬ーな話はあまり好きではないはずなのに江蓉バッドエンドばかり書いてるのはなんだかんだで最後は山辺さんか令とくっつくって思ってるからだろうな。聖江はくっつかないことが既に存在意義のひとつな気がしているのでまた別です。そろそろ誰か他人様の江蓉が読みたい。
(グッドオールドディズおまけ1/江利子+蓉子)
……もしもし
よかった、蓉子ね
当たり前じゃない
ああごめんなさい、こっちの話
……はあ
どうせ見えないのだから何をしていても大丈夫、が嘘なのは自明だ。ぴしっと背筋を伸ばしているのだろう蓉子は恐らくあの椅子に座っている。取り組んでいるのは時期柄レポートか試験勉強か。
じゃあね
え?
何か用事があったんじゃないの?
もう済んだから
番号の確認?
まあそんなとこ
……そう
信じてないことは知っている。でも蓉子はこれ以上は突っ込んでこない。今の私はそれなりに幸せだからだ。浮かれてると称したって良い。
それじゃごきげんよう
ええ、ごきげんよう
お互いもうその挨拶は生活の圏外にあるだろうに。自然と交わされた懐かしい響きに、緩んだ口元から漏れた吐息は彼女には届かなかっただろう。
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2010
02,16
03:21
相変わらず
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
遅刻でバレンタインとかあがいてましたが結局沈没しました。手持ちの聖蓉でバレンタインな薄い本で癒されてました。あーもう蓉子可愛いなあ。
……つまり今年は何もありませんすみません。去年アレなの書いたしまあ! ……そのあとぐだぐだ尻切れにすぼんだ話(多分まだサイト未収録)書き足して白い日にでもリベンジするか……目指せ有言実行。
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TB[]
2010
02,12
13:59
グッドオールドディズ
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
テロメアとか書いてた頃の副産物だったのに微妙に続きますこの話。
江志です。
妹と付き合うことになりました、と、几帳面な彼女は几帳面な字で私に手紙を寄越してきた。裏面に住所つきで差出人の名前も明示されていたことで、父兄の網をフリーパスでくぐり抜けた紙の束は、志摩子らしい間の取り方で近況が綴られていた。
読み終えた勢いのまま思わず電話をかけてしまったのは、志摩子や山百合会や、あの学園が懐かしかったからだけではない。私らしい思いつきが、志摩子の生の声と約束を求めたからだ。「…わかりました、伺います」という言葉を担保に取りつけた再開は、勿論過去の空気と現状との齟齬を引き連れてやってきた。
「縦書きで筆文字かと思ったわよ」
「失礼ですね」
「そう?
だって志摩子って言ったら、「和」ってイメージなんだもの」
誉めてるのに口をとがらせる志摩子。可愛らしい桃色の唇は、今は彼女の妹のもの。ああでもまだそこまでは進んでないのかしら。ついさっきからかった際に見た随分と初々しい慌てように、ゆるく目を細める。起こってから未だ10分と経ってない出来事だって、懐かしいものはもう思い出だ。束の間で過ぎ去った時間に溶けた甘さも、幸せも苦くはならなかった。彼女もそうなら嬉しいし、ついでに言うなら今の恋愛のもそうなれればいいわね。なんてのは流石に意地悪か。
「偏見ですよ」
「人の視点が偏るのは当たり前でしょ?」
「変な目で見ないでください」
「あら、意味深な発言ねぇ」
主に志摩子がもっていた緊張はあっさりほぐれ、昔のように訪れる軽口の応酬は普段の私たちを知る者ほど驚かれるだろうことに変わりはない。和の話が流れてしまう前にさらりと言を継ぐ。
「今度、お茶を点てて頂戴」
「え?」
「私のためにだけ、点ててね」
「……どういう、意味ですか」
机に差し向かいの志摩子がわずかに警戒をみせるのに、噴き出しそうになるのはかろうじて堪えた。幸せそうじゃない、という感慨を抱けるのは私だからだ。純真だけれど本当は皆が思うほど清廉ではない彼女は、少しばかりくすんだ感情を戸惑いがちに私に向けてくる。
「乃梨子ちゃんにひとつくらい後ろめたいことを持ってたって良いでしょ」
それくらいの役得はあったって良いじゃない。最も、昔の恋人の恋人に恨まれる、なんて役回りを得だと考えるのなんか私くらいかもしれない。
「そんな、」
「嫌?」
付き合うことに「なった」という相手が、今の志摩子の脳裏には浮かんでいるのだろうか。その少女はどんな表情をしているのだろうか。今私は笑っている。志摩子は困っている。ふたりの思惑に挟まれた下級生。
「……わかりました」
「ありがと」
顔をあげた志摩子は複雑な感情を沸き立たせていた。はじめて知った情緒に戸惑うような様に、無くした初恋を想起させられて苦笑いする。
きっと志摩子は最上のものを飲ませてくれる。
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2010
02,09
20:27
山百合会は今日も平和です。3
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
ラストー。
(山百合会は今日も平和です3/第3話)
みんなでわいわいって大抵変な方向に転がりますよね(笑)。いつかの攻部屋受部屋合宿なんか文字に起こしたらすごいことになりそうだ。(でもナチュラルに他所さまの設定たっぷりだから削って整合性取るのが大変そうだ。)多分それなりには面白いと思うけど……うーん。みんなより1日余分におあずけされる佐藤とか(どんな話)。
それはそうと、あなたたちは?
へ?
ベッドがどうとか、人のは聞いておいて、言わないつもり?
あれは祥子が聞いてもないのにばらしたんじゃ……
その前に祐巳に言わせたじゃない
あれは由乃じゃ……
もちろん、由乃ちゃんにも聞くつもりだけれど。
先にあなたからで何か問題が?
……
令
……はいはい。
うーん、でもどっちでもたいして変わらないしなあ
……
二世帯住宅みたいなもんだし。
あ、でもやっぱり由乃の部屋の方が好きかな
あら、どうして?
由乃の匂いがする
……
ね、由乃?
な、なによそれ。
私だって令ちゃんの部屋の方が良いわよ!
そう?
当たり前じゃない! 令ちゃんだけずるい!
ええ!?
あ、で、でもいっつも順番じゃない?
そうだけど、私の部屋が良いとか平気で言わないでよ!
言っちゃだめなの?
うー
……どうします? お姉さま
さあ、どうしようかしら。
……由乃さんたち、お止めになりますか?
痴話喧嘩を仲裁?
やるならあなたがやりなさい
……やめときます
そう。
ああそうね、白薔薇さまのところはどうかしら?
……はい?
……え?
……なにしてたの志摩子さんたち
乃梨子の紅茶をほめてたの
……おあついことで
それで、どちら?
どちら、とは、何がですか?
ふたりで寝るならどちらのベッドが好き?
……はい?
それは……
……なんか、なりゆきで
答えなくちゃだめですか?
…乃梨子のお布団の方が多いわよね
……志摩子さん?
ふうん
私の自室は、和室ですし。
ね、乃梨子?
……まあ、菫子さんがいなければ貸し切りですから
……
……
どうしました?
……いや、なんか、志摩子さんたちってすごいなあっていうか
そう?
……うん
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