日記
いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 一応本家は二次創作サイトらしい。
カテゴリー
新しい記事(未整理) ( 1 )
戯言・拍手お返事・その他 ( 928 )
妄想走り書き(過去ログ) ( 332 )
読書メモ ( 347 )
購書メモ ( 3 )
ゲーム・アニメ系メモ ( 7 )
管理人:レンヤ
・
筆ペン
(本家)
・
読書メーター
・
twitter
2025
10,14
09:22
[PR]
CATEGORY[]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2009
11,17
21:30
読書メモ。
CATEGORY[読書メモ]
活字中毒自家中毒。
ちょっと昔読んだ本について知りたい情報があって検索をかけたら当時の感想という名の妄想が痛すぎて悶絶。前のサイトにくっついてたブログでやってた分もメモ代わりに移動させようとか思ってましたがとても無理ですね! 正視出来る気がしません。
『ガンズ・ハート 3 硝煙の栄光』鷹見一幸(ラノベ/ファンタジー)
vs知の教団。自分を悪だと思ってる悪役なんていないという話。
カルタ×姫様が好み過ぎるんですが、どうしたら良いでしょうか。肌色まみれのシーン(ただしほぼ男)なんか最高でした。いやまあ男たちには笑いましたけどね?w
あとは初代様の話でうっかり涙腺崩壊。……そこは普通泣き所じゃないと思うんだ……。
『ガンズ・ハート 4 硝煙の彼方』
vs東域国。前編。
情報戦知能戦編とも言います多分。模擬戦とか相変わらず凄く好きです。
2対200の論理は素直に凄い。政略結婚で円満解決だよと思ったもののそしたらカルタ×アニゼットはシリアスバッドエンドですね……orz
『ガンズ・ハート 5 硝煙の鎮魂歌』(完結)
フラグ折れなかった! むしろ進展した! ちゃんと責任取れよカルタ!w
そして自業自得ではあるものの教団フルボッコエンド(笑)。六三三銃士隊も近衛兵団改造部隊も、大変盛り上がりました。
成程こういうのはロストコロニーものというのかー。SFジャンルは殆ど手付かずだからなあ。実は家には結構あるんだけど。
『トウヤのホムラ』小泉八束(ラノベ/伝奇アクション)
極微量に百合要素。親友で主従はおいしいなあと思いながらも報われない上に脇役過ぎました。というか最後まで幸せ要素が無さすぎですこの話(笑)。
すぐにファンタジーに分類してしまう癖を少々反省。そうか伝奇って言い方もあるのね……。
『リヴァースキス』佐野しなの(ラノベ/コメディ/変形入れ替わり)
まとめ方はともかく、日常のどたばたが凄く楽しかったです。ボケにしろツッコミにしろ、会話も地の文も、とにかくテンポが良い。雑学ネタの絡め方も秀逸でした。そこで繋がるか、という。(映画ネタドラマネタは全滅でしたが……orz)下ネタでまでことごとく笑わされたのは何だか悔しいです(苦笑)。
ある日起きたら自分そっくりの美少女になっていました。ていうか目の前の元の自分(17歳男子)に入ってるお前誰よ、という話。……これ続かないのかなあ。
『GIRL FRIENDS 1』森永みるく(青年漫画/高校生/百合)
どきどきの高校デビューもの、だったはずがラストでいきなりの百合展開。いや私は後続組ですから、元々百合物だって事前知識の元で読んでるんですが、これ普通に連載を追いかけた人に取ってはどうだったんでしょう。気になります(笑)。
まりもあっこも可愛いけれど例の如く脇の二人を愛でフラグが立っているのですがどうしたものか……w少女漫画テイストな話の進み方が心地良いです。所詮心理描写偏愛モノローグ好きー。
『愛してるぜベイベ★★ 6・7』槙ようこ(少女漫画/完結)
「続き? はあ? 自分で買えよ」(意訳)
そして出資した姉より先に持っていったり、修学旅行の土産が私の分だけなかったりしてもめげません。ほら昨日お詫びにってプリンくれたし! 賞味期限切れたからって台詞が続いたのはきっと気のせい!w
……まあ、現実の姉妹なんてこんなものですよねー。
ベイベはそのあたり結構リアルな家族関係で面白いです。随所随所は確かに夢や理想で出来てるんだけど。しかし大賀さん……良い女過ぎるだろ……。綾ちゃんも可愛かったなあ。皆好きなんですけどね。
PR
コメント[0]
TB[]
2009
11,16
20:51
次はパソk
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
……何故かわかりませんがPSPのデータも吹っ飛びました。確か3000が出たばかりの頃に中古で買った1000のブラックなのですが、落とした衝撃で再起動とかいう話ではなく内部データがまるごと飛びました。(ほぼ画像や音楽データ。)うーん嫌な兆候。パソコンは本気で勘弁して欲しいところですがどうなることか……などと阿呆な心配をしてしまうのは多分微妙にネガティブキャンペーン中だからです。というのは語弊があるか。微熱地獄にいらいらしているからです(笑)。色々やりたいのに奴が気力をごっそり持っていくんだ……いっそインフルにかかりたい……。
コメント[0]
TB[]
2009
11,14
21:11
間違えた(気がする)。
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
あのコミカライズは杉基イクラじゃなくて灰原薬でしたっけ……? ……その気になれば数秒で検索できると言うのに結局曖昧なままにしてしまう悪い性癖。
つぼみの3号が買えずじまいだったため4号が買えないよ状態に陥ってしまい、駄目元で覗いた古本屋にもやっぱりなかったためついかっとなって大人買いしてきました。文庫と漫画とで……袋ふたつにしていいですかとか初めて聞かれたよ。しかも更に梯子するとかそこでも同レベル買ってるとか……もう、ね。何かが放出された感じですよね。過半数を文庫が占めてる癖3桁にはそう遠くもないらしいです。そろそろ時期も時期だし、いつ読めるんだろうなあ……まあ幸せだから良いけどさ……。
探してた百合物件にも久々に巡り会えましたのでそれもまたそのうちに。このサイト、二次創作より本の感想の方が最近比重が高くなってきている気がします(笑)。今回のインプットターンは中々長い。
コメント[0]
TB[]
2009
11,13
21:54
読書メモ。
CATEGORY[読書メモ]
さくさく行くよー。
『雪蟷螂』に命を懸けたかったのに気がついたら上半期のラノサイ杯はとっくに終わってました。月日は無情です。
『うさぎのミミリー』庄野潤三(文庫/エッセイ)
……巻末対談が江國香織だったんだもの、仕方ないじゃない。
他人の日記を読むの、凄く楽しいです。
『僕らはどこにも開かない』御影瑛路(ラノベ/ノンジャンル)
だってそうあとがきにh
美紀以外は理解しようと思うことが間違いなんだという結論。いやまあ優等生に反面教師の論理はよくわかりますけど。……嬉しくないし。
一言でまとめるなら、恋の魔法って偉大だね、という話です多分w
『聖剣の刀鍛冶 1』三浦勇雄(ラノベ/ファンタジー)
ルーク×リサ、セシリー×アリアで個人的にベストエンド。つまり異種間でロリと百合ですね。百合の方はプラトニックでお願いします。アリアの諦念さがいじらしくて可愛いよ。そしてセシリーのMっぷりは正直笑い処だよ。
ゆるくファンタジーに浸れて色々良い補給になりました。
『小さな国の救世主 なりゆき軍師の巻』鷹見一幸(ラノベ/ファンタジー?)
中央アジアは未知の領域……。
しかし相変わらず突っ走りー盛り上がりーの一気読み。ああもう大好きだよ。
『吉永さん家のガーゴイル 3』田口仙年堂(ラノベ/アットホームコメディ)
「今ならまだ、メルヘンで済むのだ。」
……微百合と言ったら怒られるだろうかw
『やってきたよ、ドルイドさん!』志端祐(ラノベ/学園コメディ/百合要素有)
何故かそこかしこで百合(笑)補足を受けている本著。いやだってその(笑)は何だよって気になりません?
そしてどこかがおかしいのに確かに百合展開。凄く百合なのにどこかがおかしい。このノリに乗り切れるかが分かれ目ですねw
『初音みっくす 02』KEI(青年漫画/メーカー非公式)
……最近の生きる活力です。
色々な設定で、が、魅力のひとつでは有るのだろうけど中編くらいの連載もやって欲しいなあ。
『花帰葬 1』(青年漫画/ゲーム原作)
……もう少し自由がきく身分になったら原作やります。乙女ゲー、もしやシェアでは初か……?
しかし原作やる前から二次創作界にどっぷりなのは如何なものか(苦笑)。勿論黒白派ですが、何か?
『まんがの作り方 1』平尾アウリ(青年漫画/漫画家/百合)
この、とぼけながらもすれきってる感じがたまらない……w
そして案の定不幸な弟もストライクです。好き度としては健気な後輩の方が上ですけどね!
『Variante 4』杉基イクラ(青年漫画/鬱/完結)
ここまで潔くバッドエンドにされると脱帽するしかないよなあ……。全滅で終結。そして「来てくれて嬉しかったわ」から「あの人は寂しがりやだから」のくだりは卑怯……陥落するしかないじゃないか……。
マイルドなグロさも中々お勧め、な作品でした。この人今はBASARAのコミカライズやってるんでしたっけ?
コメント[0]
TB[]
2009
11,12
23:33
そういえば
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
この間ログとしてまとめた拍手ですが、タイトルは御題「若者」「一線」の混合です。内容というか裏テーマというか、イメージソングみたいな(笑)ものはそれぞれ
欠落こそ美しく:『失はれる物語』(乙一)の「マリアの指」
世が歯車で回るとして:『見張り塔からずっと』(重松清)の「カラス」
諦める権利なんて:狗飼恭子と江國香織を足して割ってみた感じ(笑)
だったりします。更に言うなら「持つべきは魂」と「いつか正義は耳を塞ぐ」はとある同人誌の雰囲気リスペクト品だったり。前者は小説で後者は漫画です。あくまでBGMなので本家本元とは似ても似つかぬ出来ですよ悪しからず。「どこが似てるんだよ」と突っ込まれるレベルな気すらする。
こんなのを長々とログページに張りつけておくのもなんなのでここでさらしておきます。新しいのはもっと露骨に有名作レイp
あーどうせ書痴ですよ……! でも偏ってるから意外なほど常識は無いです。未知の世界がいっぱいあります。それもまた幸せなんだから本当どうしようもない。
コメント[0]
TB[]
2009
11,11
00:26
復旧作業……
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
……が進みません。バックアップは多分夏休みくらいに……取ったと思うのですが行方が知れず……orz勘弁してくれ。
そういえば森永みるくのガールフレンズに手を出したんですが、みんなすごく可愛いんですが、……あのきらっきらさが眩しすぎてちょっと眩んでしまうんですが、どうしたら良いでしょうか(笑)。輝き過ぎだよ。百合分補給とかいう以前に生気を吸いとられた気分です。でも面白かったです。
コメント[0]
TB[]
2009
11,09
23:12
トリップしてました。
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
別に危ない意味じゃないです。旅行でもないです。でも取り敢えずただいまです。
今日サイトを弄る心積もりでしたが諸々により断念。おまけとして紛れさせておくつもりだったSSをここに載せておきます。相変わらずのふたりです。
ぽろぽろと、辛そうに涙をこぼすから。
宥めたくなった。苛めたくなった。組み敷いた蓉子に敷かれた腕が痙攣めいた震えを直接的に伝える。沈んだ指の進退ひとつで、私は蓉子の根幹を揺さぶることもほどける弛緩を与えることもできる。
どうせどちらに動かしても紡がれるのは否定のことばだ。度を越した快楽への怯えとみたされぬ可能性への恐怖。どろどろの蓉子の中で、どろどろの蓉子の声で、私が何を思わされるのなんか彼女は知らないに決まっている。教えたくもない。蓉子に対してさえ独り占めしていたい私の中指は、結局緩くその筒の断面図を作るかのように円を描き。薄く開いた唇は咄嗟に噛み締めるはずのものを逃して私に無防備に与えた。捩る背中には指の腹が滑る。
焦点をふらつかせ、虹彩を潤ませては私のまわりをかき回す。必死というよりは虚ろな蓉子の所作が、確かに私の与えた快楽からきていることに私は安堵の息を漏らす。頭の芯が冷静な夜は、殊更に甘えたがる酔態を装おって、じわりじわりと彼女を追いつめて行く。もう私しか逃げ場がないように。絡む腕が、首もとを抜ける吐息が、私を縛りつけてくれるように。
割り切るには未熟で、諦めるには遅すぎた。タイミングを逃し不格好に凝固した告白が気道を埋めて息を乱した。同居と同棲の合間で、憐憫と愛情の狭間で、良くできた皮肉が骨格を持つ。剥き出しの欲望に不甲斐なさを嘲笑われて、私はまた充足感を渇望に変えた。
コメント[0]
TB[]
2009
11,07
00:08
あはは
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
携帯の外部データ吹っ飛びました。
コメント[0]
TB[]
2009
11,05
20:40
なにそれ
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
あさのあつこ×CLAMPって……一体どんな核融合だよ……。
単行本だったのでひとまず思いとどまりましたが文庫化した時分に同じ表紙になるともあまり思えない。うーん……。
コメント[0]
TB[]
2009
11,05
00:22
読書メモ。
CATEGORY[読書メモ]
好きだーって叫ぶだけで良いじゃない、と、たまに思ったりもします(笑)。
『サロメの乳母の話』塩野七生(文庫/短編集/古代神話ギリシアローマ)
あー成程『春の目覚めは紫の巻』(田辺聖子)の系統かー。
登場人物たちに直接釈明させているのが面白いところ。表題作と後はネロの弟かな、が良い解釈でした。話としてはブルータスも好きでしたけどね。
最後のオチには笑いました。
『猫泥棒と木曜日のキッチン』橋本紡(文庫/小説)
ああ、確かに「誰も知らない」に似てる、かも。
でも淡々とした絶望よりぼんやりとした希望の方が幸せな心持ちになれますよね。
『そばかすのフィギュア』菅浩江(文庫/SF/短編集)
「小鳥を飼う人間は、小鳥よりも幸せだろうか。」
嫌味なくさらっと書かれた文章が読んでいて気持ち良い。
『ガンズ・ハート 2 硝煙の女神』鷹見一幸(ラノベ/ファンタジー)
エズオル編終結。
良く考えれば真っ直ぐに王道ストーリー、ですがこの疾走感と相まって……うん、好きだなあ。恐らく近未来設定なのに中世風ファンタジー。
『はやて×ブレード 11』林屋志弦(青年漫画/チャンバラ/百合)
オールスター!
会長のフリーダムさに最早違和感を覚えないあたりしっかり林屋節に染まってます。フォロー役の突っ込みも絶妙。そして白服戦が楽しすぎて楽しみすぎる。
『ひとひら 4』桐原いづみ(青年漫画/演劇部)
卒業、そして進級。
しかし初々しいなあ。部長組は幸せに百合エンドということで、これからは純情男女CPのターンですね! 劇中劇は……えーと……女装に期待ということで。
『Variante 3』杉基イクラ(青年漫画/鬱)
キメラに遺伝子操作地下組織血の呪縛と聞いて想像出来るストーリーを思い浮かべて頂ければ多分間違って無いですw安全牌だとも言えるのでそれはそれで良し。
絵柄として身体の肉付きが大変好みな上に虚ろな表情盛り沢山で正直ただの俺得物。ネットスラングってたまに無性に使ってみたくなりますがのちの黒歴史感は倍増しますよね(笑)。まあ後悔は後でするものだ。
『GUNSLINGER GIRL 4』相田裕(青年漫画/義体少女とガンアクション/イタリア)
結末は決まっているからぐさぐさと……。
既にちらつく崩壊の萌芽の見せ方がまた凄いよなあ。
『バス走る。』佐原ミズ(青年漫画/短編集)
……なんかもう、好き過ぎる。どうしようもないですね。
がっつりと作者巡りしてこようと思います。
コメント[0]
TB[]
2009
11,03
23:13
こまい奴を
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
集めて並べる気力はなかったのでひとまず先月頭の一本だけhtml化。息抜きがてらちょっとずつまとめていけたらなあと思います。急降下する気温に死にそうです。
その前に買ったり借りたりした書籍を未読既読だけで分けて積み上げてあるタワーが先に臨終を迎えそうです。やばい。
コメント[0]
TB[]
2009
11,02
21:11
江志ー
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
甘い、ですね
でしょう
江利子さまが誇らしげな理由は全くわからなかったけれど、私たちはほぼ同時に噴き出しそしてくすくすと笑った。何かとてつもない秘密をふたりだけで抱え込んでる気分。まるで私は幼少の頃に読んだ絵本の勇敢な女の子にでもなったこころもちで、読んでいた当時ですら感じたことのなかった気持ちに、戸惑うことすらなくただ愉快になる。
ハロウィンネタは一応こんなのを目論んでおりました。このふたり、一緒にお菓子作りをしてくれると非常に嬉しいです。そしてお互いの兄の話に微妙に発展したりする予定でした。洋菓子初心者のはずなのにたまに何故かできることがある(江利子に教わった)志摩子を見て驚く賢文とか。妹(または娘)の手作りを楽しみにしていた鳥居家男性陣がバレンタインだかハロウィンだかに和菓子を投げつけられて喜んでるところとか。いやこれどんな文化交流。
という話はもう諦めましたが、ピアノ連弾ネタはいつかやりたい。ふたりともマリア祭で弾いてたんだからある程度はできるに決まっている。……問題は私に技量も知識もロクにないことですが……orz
コメント[0]
TB[]
2009
11,01
14:50
読書メモ。
CATEGORY[読書メモ]
……後数回で片がつくとか昨日ほざいてたけど、気のせいかもしれない。
かずまこをさんや西UKOさんをちらつかせられ『楽園』に陥落しそうです。最近本屋行ってないからまだ現物を見てすらいないんですけどね(苦笑)。
『ソナタの夜』永井するみ(文庫/小説/短編集)
危険な恋愛って……全部不倫じゃないですか……(笑)。
「ミルクティ」の空気が好きでした。お互い様でどっちもどっち、になれた今を貪りながら過去を懐かしむ感じが奇妙に安定していて。桐生の誠実さとかね。……単にピロートークが好きなだけだろという意見も有りますけどね。背徳も葛藤もおいしいけどあんまり心拍数が上がるような展開は落ち着かないんだ……。
あとは「緑深き淵」のオチにやられました。何その不幸を纏ったハッピーエンド。
『甘水岩』多田容子(文庫/時代小説/青年忍者)
戦闘と拷問のリアルさ度合いが普通にエグかったです。まあ実際忍者の境遇なんてこんなもんですよね……5年前なら人質時代とか物凄いご褒美だっただろうなあ……(苦笑)。
鮮やかな活劇を楽しんでいたら後半何故か恋愛方向に急直下。巫女サイドの薄ら暗さと(主に信念に対する)真っ直ぐさの兼ね合いが……うん、良かった。どっちも意地っ張りが過ぎていてどうなるかと思いましたが意外に綺麗に片がつきましたね。吃驚。
『チエちゃんと私』よしもとばなな(文庫/小説)
やばい……この恋の仕方は『ウエハースの椅子』や『愛の病』だ……。
誰が誰にかというと私が本(の空気)にです。誰にもわからない化学変化が私の内部で起こったのでそのうち何かしらの反応があらわれると思います。頭ふわふわして気持ち良いです(笑)。
「チエちゃんは帰ってきました。 カオリ」
「ちぇっ! 篠田」
に物凄く笑えた私は勝ち組。
……ここで数日置いて冷静になりました。いや何その恋する乙女(しかも本に)。活字でトリップできたら世話ないですね。もっと世の中は平和になれるよ……陰気にもなりますが。
「偏屈なおばさん同士の同居」であり、崩れかけたような日常が継がれていく話ですがこのずぶずぶな依存具合とかですね。現状は何処までも認識しておきながら情熱は何処かに置き忘れてきたといった風の静謐さの捻れ方がいかにも私好み。主眼も主役も恐らくはチエちゃんのはずなのに主人公のロマンチストめいた現実主義者な部分にやられてしまう。その、できる範囲で、が難しいんだよ(笑)。
とある(当時の)新作が肌に合わなくて以来初期作しか読んでませんでしたが、これを期に手を出し直してみようかな。
『偽物語 上』西尾維新(単行本/小説)
ロリコンは、正義!
とか言いながらやっぱり自分は小さい子の周囲の世界が好きなんだよなあ。彼女はその中心だし彼女がいなければ成り立たないのは確かだけれど彼女だけでも成り立たない。
……あー、えと、下巻と一緒にもう一回貸してくださりますか?>私信
『灼眼のシャナ Ⅶ~Ⅸ』高橋弥七郎(ラノベ/ラブコメ/アクション)
バトルモードがラブコメのおまけになってきている気がするんですがどういうことなんだ……(笑)。
保護者組美味しかったです。でもやっぱり私は姐さんサイドの方が好きです。緒方さんも含めてね。過去編が楽しみです。
『平井骸惚此中ニ有リ』田代裕彦(ラノベ/ミステリ/大正浪漫)
七五調の語り口がしっくり来て心地よかったです。大鏡的昔語りは途中で醒めちゃうことが多いんですよねー。
苦手意識のあったこの時代も何か段々慣れてきたなあ。澄夫人と涼嬢がツートップな私は極端。(人妻と幼女で何が悪い。)主人公の日和見主義はもう少し改善されていくことを期待。
『ブラッド・クロス』水壬楓子(ラノベ/ファンタジー/アイリス)
「美しい肌の下から、いかにも不感症そうな金属の肉体がはみ出している。」で不覚にも噴いた。
千年前が20世紀だったりスケールが銀河系な辺り、一応SF要素もあるのかな? とはいえ基本は吸血鬼と悪魔なので微妙なところ。友情やら主従やらが正統に一迅社BLゾーンに突っ込んでいるの、ラノベでは初めて見ました(笑)。
昔の同人誌を大幅加筆修正した作品だそうで。個人的には配役GJです。
『ガンズ・ハート 硝煙の誇り』鷹見一幸(ラノベ/ファンタジー)
面白かったー!
「剣と魔法」の代わりに「銃と硝煙」の物語。腕っぷしや知恵といった、実力でのし上がる変形シンデレラストーリーが私は大好きです。スラムとか下級貴族とか禁忌と巨大獣とか……。……涼さん辺り好きな気もするんですがどうでしょう?(笑)
社会的弱者の大立ち回りによる勧善懲悪は読んでて気持ち良いですね。正直こんな感想書く暇があったら続きが読みたいんですけどねw
コメント[0]
TB[]
2009
10,31
12:56
久々ストレート
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
それでも駄々捏ねたい時ってあるよね。
ハロウィンとは全く関係ないというかむしろお祭り騒ぎとは正反対のノリですが、SS一本更新しました。
そろそろ日記のログもなんとかしたいなあ。読書メモは恐らくあと数回で(やっと)片がつきます。溜まり出してから消化しきるまでに結局約一年かかるってどういうことなんだ……。
コメント[0]
TB[]
2009
10,30
22:40
愛ならば溢れるほどに
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
……行動が追いついてないとも言います。
何の気なしにこんな書き出しにしてみましたがどうやらサイトが8万打……? え、えぇ……!? ハロウィンとエイプリルを間違えたかななどと沸いたことを考えてしまうくらいには想定外で驚いてます。まさかの10万打とかいつか来るんでしょうかね。……怖っ(苦笑)。本当いつもありがとうございます。開設当初は正直5桁行くとも思ってませんでしたよ! ここだけの話ですけどね。半年もすれば熱も冷めるかなーとか思ってました。
桁が増えたら何か大きいことやりたいなあ。でもそれより中途半端に放置されてる長編たちをまとめて片した方が喜ばれるかなあ……。
コメント[0]
TB[]
2009
10,29
22:11
峠を越えてみれば
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
昨日の愚痴はあまりに酷かったので無かったことに。
ちくしょ峰倉かずや展行きたいなあ……! 自分の選択を後悔したりすることは殆ど無いんですがたまにね。オタク的な欲求に制約がかかると衝動として何かを吹っ飛ばしたくなりますよね。しかし現実世界の物に当たって発散出来るようならこんなオタクサイトは3年半も続いてないぜ……ふふふ……。
あとりぼんファンタジー増刊は色々卑怯だと思います。吸血鬼……吸血鬼か……。
コメント[0]
TB[]
2009
10,26
23:56
読書メモ。
CATEGORY[読書メモ]
書きはぐれてたのまとめ前半戦。見事に百合やBLだらけ(笑)。
こういうのは読書メーターやはてなダイアリーでやってる方が多いし、みくしやついったも便利そうだけど、今の状態が安定しちゃってるんだよなあ。
『森博嗣の道具箱』森博嗣(文庫/エッセイ)
道具(ツール)って汎用性高い言葉だなあ。
弟に「スカイクロラみたいな、ミステリ以外の森博嗣が読みたい」と言われ、勧めてみたら門前払いされました。このエッセイアレルギーが……!
思考の仕方が好きなんです。第三者として見ていると本当面白いんですよ。当事者になってしまうと大変な気も致しますがw
『君が僕を どうして空は青いの?』中里十(ラノベ/恵まれさん/百合)
こう、メジャーには成り得ないけど(から?)好きな作品って、ありますよね。純文学の狭間を時折平然とすり抜けるのがたまらないんだ……。
ある意味で物凄く正統派な百合話です。こういう構造、好きな上に語り口が珍しく好みに合致してくれました。少女って残酷。知能指数高いと更に跳ね上がりますよね色々。
最初と最後のあの空気の中に蓉子を放り込みたくて仕方ないんですが恐らく誰も喜ばない。
『猫にGOHAN』松前侑里(ラノベ/BL/年の差)
うーん、思ったほどじゃなかった、かなあ。前二作のようにはのり切れなかったというのが正確でしょうか。主に主人公組に。
やっぱりというか姉夫婦や親友CPが中々好みでした。脇役男女恋愛おいしいよ。(BLレーベルの存在意義は何処。)
『メロンパン日和』桜木知沙子(ラノベ/BL/高校生)
俺様で主従で下剋上。……まあ、そういうわけです(笑)。
男子に女王様ってどうなのよ、と思いましたがよく考えなくてもミスターリリアンは女子校の王子さまでした。
後日談の「情熱レモネード」につい頬が緩むくらいには楽しめました。宣言とかピアスネタとか、ヘタレでも気張ってもないかっこ良さが良い感じ。
『女帝・龍凰院麟音の初恋 2』風見周(ラノベ/エロコメ)
一番楽しんだのがあとがきってどういうことなんだ……w
ばけらの的……じゃなくても良いけどエッセイめいた本を出してくれたら恐らく速攻で買います(笑)。この方のブログの文章、大好きなんですよ。面白いのに丁寧。いや、本著はそりゃあ弾けてますけどw
『鬼ごっこ 4』黒柾志西(青年漫画/人外もの/微エロ)
完結。
色々投げっぱなしのような気もしますが、まあ、記号を楽しむ漫画ですよね。正直微じゃない気もしますが……いや今の御時世なら微エロの範疇なのかな……。
結局猫娘とお兄ちゃん贔屓でした。BLな取り巻きと悪魔は最後まで良くわかりませんでした。そんな、百合かも知れない何かも含まれたニッチ業界。
コメント[0]
TB[]
2009
10,25
03:36
わーい
CATEGORY[戯言・拍手お返事・その他]
深夜に友人と阿呆ほど電話してたらご覧の時間だよ……。今週末でやっと一息つけたので明日……もう今日か、には色々するつもりです。メールは明日起きたら!(夜半に有りがちなハイテンション)
コメント[0]
TB[]
2009
10,23
21:00
(no subject)
CATEGORY[妄想走り書き(過去ログ)]
不法投棄を発掘キャンペーン実施中。
雰囲気小説が大好きです。グロって何でしょうね。
その黒に、吸い込まれそうで――
「抉っても良い?」
「……何でそうなるのよ」
とりつくしまもなく切って捨てられる私の狂気。ちらつかせる刃に、躊躇を覚えてすらくれない。
「だって好きだから」
手元に置いておきたくなるでしょう?
「今だって手元にあるじゃない」
あなたのものだわ、何が不満なの?
尋ね返す応答が続く。頭ごなしに怒らなくなった、心配してくれなくなった。だから気を引くためにネジを飛ばすことはなくなったけどたまにこうして確かめたくなる。あしらう言葉の指先が、私の頭を掠め髪を撫でる。
「夢見がちなのも大概にしなさい」
「んー」
命令形を使うのは照れからか呆れからか。まっすぐに射ぬかれる眼光の強さに、思い出す潤みきったぬばたまの水面に、押さえ込まれた衝動がころりと転がって崩れて溶けた。
コメント[0]
TB[]
2009
10,22
19:37
読書メモ。
CATEGORY[読書メモ]
思いがけなく台風一家に賛同を頂いてしまったので、調子に乗って読み間違い&勘違いスペシャルをやるところでしたがどう考えても恥の上塗りでしかないことに瀬戸際で気づきました。黒歴史ネタはまたどうしようもなくネタ切れになったときのために取っておきますw
『まなづるとダアリヤ』宮沢賢治(文庫/童話/短編集)
とある事情から気になっていた「連れていかれたダァリヤ」目当てだったのですが、あれ、入ってない……? 同じモチーフ(ツェねずみとかカエルとか)で話を作ることが多いんですねこの人。調べて出直して来ます。
童話って一気に読むものじゃないよなーとも思いながら。こんな性格のせいかやっぱり多少メッセージ性が濃いものが好きでした。具体的にはキツネの学校の話やバージョン違いの競争の話あたり。
『接吻 栗本薫初期短編集』栗本薫(文庫/小説/10代20代)
「ひきさかれることで君は完全に私のものになった。」
正統派少年愛、な作品が多いし好みでした。王道以前にこちらが本家なんでしょうね。衆道に宗教裁判、サナトリウム。そりゃ若衆歌舞伎も禁止されるわ。
後は倒錯した束縛の男女の話が精神的攻受逆転というか、操っているつもりの側がマリオネットという入れ子構造で楽しかったです。
『女學校』岩井志麻子(文庫/小説/ゴシックホラー)
耽美な夢十夜。と解説にも書かれてましたが実は夏目漱石の本家を未読な自分。家にずっとある本だと思うとつい後回しになりますよねー。
女学校出身だと(初めは設定されている)ふたりが順々に語っていくうちに……という話。正直マリみてなんかよりよほど耽美でお花畑です。(まあそもそもマリみてに耽美要素は殆ど無い。)廃虚に遊郭、ドールハウス。ばらまかれて収束してまた散らばって。
この構造、心底ぞっとしますし構築出来る人も心から尊敬しますよ……無限ループ超怖い。
『CDでわかるピアノの名器と名曲』仲道郁代(単行本)
まあタイトルが全てを表してますよね(笑)。資料目的でしたが全部読んでしまったのでこちらに入れておきます。こういうのから入るところが私だと思います。
次はバイオリンかなー。同じシリーズで確かあったはず。
『神様のメモ帳 2』杉井光(ラノベ/ニート探偵)
微妙な大人の世界に片足を突っ込んでしまったナルミが順調にニートへの道を歩み始めているのが、なんというか……(笑)。
綺麗にまとめてくれることはわかっているので安心して展開や細部を楽しめます。後味の良さは期待しちゃいけませんけどねw今回も中々の救われ無さでしたが。展望は無いわけじゃないのに……。
『神様のメモ帳 3』
『ばけらの』で言ってた殴り合いってこれかー。
何かを大事にするってことは何かを切り捨てるのと同義。根本的な解決のしなさ具合は過去最高ですね……。……しかし好みだからまたタチが悪い。テツさんもアリスも彩夏も落ち着くところに落ち着いた、相変わらず綺麗なエピローグで、これで完結だと思ってましたが最近新刊が出たんでしたっけ? 一体(ラストは)どうなるんだ。
『灼眼のシャナ Ⅵ』高橋弥七郎(ラノベ/ラブコメ)
束の間の日常モード恋愛仕様。スポーツ少女の不器用さが何故かツボでした。ふたり組のうちかっこよくない方に惚れてるとかまっすぐなのに曖昧な誘い方しかできないとか可愛いじゃないか……。
後は姐さん陣営ににやにやと。なんか集団として好きですこの面子。新キャラは取り敢えず保留の方向で。
……もうすっかりキャラものとして読んでますね(笑)。
コメント[0]
TB[]
<<
前のページ
|
HOME
|
次のページ
>>
忍者ブログ
[PR]