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2010 11,02 21:19 |
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蓉聖っぽい聖蓉。目指したのはベタ甘。
君が僕を。の3巻章題にひっそりたぎったのです。 骨フェチではないつもりですが鎖骨や肩甲骨はとても好きです。 背中、すき? ……ええ、背中も好き、かしら でも、 ふふ、くすぐったい きもちいい? あら珍しい びよん、と伸びた腕が器用に。 聖の背に触れる私の頬に触れ、捕らえたと思ったら撫でさすって去っていく。 うつぶせの彼女には見えもしないくせに。口を尖らせたくなるくらいには小憎らしい。そうできないくらいにはいとおしい。 翼の名残……、 よーこってさぁ、ほーんと、 何を言われるか、私だって、わかっている。 とても静かな期待が胸を満たす。さっきまでの聖の指が、舌が声が洗っていったわたしのこころ。 それでも若干の気恥ずかしさが空気に溶けて。くすりと笑う聖。 そーいうロマンティックな話、好きだよねえ 呆れた? んーん、感心してるの ばかにしてるわね まっさかー 浮き上がる肩甲骨。聖の骨ばった身体、には、途方もなくふさわしく。 そうかもしれない、ってところがいいんじゃない 舐める、を通り越して軽く歯を立てると聖は身を捩った。快感からではない。悔しいことに。 いったん四散した空気を、もう一度呼び戻すのは難しい。だから考えないことにする。 ろまんちすとー …もう いつもの2文字は口の中。一緒に含んだ聖の肌。 蕩けるというよりは、これからぐずぐずと崩れていきそうな笑い声が近くでして、もう一度右腕が伸ばされる。微かに身体を捻る予兆。 ああ、やっと捕らえられる。 PR |
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